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玲於side
[珈琲 かるーま 2F]
かるーまの1Fは喫茶店、2Fは事務所になっていて
俺たちはいつも取り入った話は2Fですることにしてる。
涼太くんがホワイトボードの1番上に
『カルマ』って書く。
相変わらず綺麗な字だな
涼「えっと僕は、副部長の片寄涼太ですよろしく。
はいこれ」
涼太くんが渡したのはうちのサークルのパンフレット。
A「 “コーヒーいかがですか。愚痴悩み履修相談なんでも歓迎!”
...これがなにか?」
涼「それは、うちの表向きの活動内容ね
.
実際は依頼を受けて、警察にできないことをやる。」
A「ぎょ!」
玲「なんて単純明快にしてショッキングな説明」
隼「要するに、復讐代行業ですね」
A「警察にデキナイコト....って....。そんなの、民間人の私達にはもっと手に負えないんじゃ...?」
涼「まあ、依頼側にもいろんな事情があるし、そこら辺の説明はちょっと面倒なんだよな〜。」
A「なんか....やばいとこに入ってまった......。」
Aがバッて亜嵐くんを見る。
亜「まあ....」
.
.
龍「嫌ならやめろ。
.
.
ここはな、ガキの遊ぶ場所じゃない。
第一、兄弟がいたら面倒だ。」
空気が一瞬張り詰める。
亜「龍友くん...だから、それは後で説明するって...。」
龍「なんやお前妹が心配心配ってシスコンか!?ダッセェやめちまえ」
亜「う〜〜〜〜!」
クリンヒット...。
メ「あのー下誰もいなかったんですけどぉ〜
さんざん下を空にするなって言ってんでしょーが!!!」
隼「あ、メンさんお帰りー!」
龍「ちゃんとドアの掛札closedにしてたんだからいいでしょーが!!」
メ「だめだよその間に依頼来たらどーすんの!」
龍「そんなの来るわけないでしょー...あれ?誰か店の前におる。」
亜「あ、うちの新メンバー紹介します。白濱Aです」
龍「俺は認めてへんで!!!!」
隼「え、ちょっとそこどいて龍友くん。」
窓際にいた龍友くんを退けて窓から乗り出して下を見て、隼がハッ!!!!!って顔する。
隼「依頼人やあー!!イヤッフゥ!!!!!!!」
A「メンディーさん、これからよろぴこ」
Aがピシッと敬礼。
メ「うん、あの〜一旦整理させてねこの状況」
隼「じゃ俺依頼者迎えにいってきまーす」
亜「あ、隼ありがと」
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かな - 面白いので、もっと続き書いてほしいです! (2020年8月27日 21時) (レス) id: 95ffd40df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のこっち | 作成日時:2018年9月23日 23時