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玲於side
そんなこんなで学祭当日
キャンパス内のテレビや掲示板、そこら中の壁にAと、そしてあの二階堂ビッチのポスターが貼られまくってる。
「とうとう決勝まで来たか〜。」
これは学祭実行委員、略して学実のミスコン責任者の町田啓太。四年生で、メンさんと同い年らしい
隼「え!?啓太さんふみさんの今彼なんすか!?!!」
隼が、食ってる豚丼を口から飛ばす
玲「汚ね。 そうだよ、知らなかったの?」
俺らは今中央ステージの最前列にいる。
ミス&ミスターは学祭当日まで2人まで絞られこの後はいよいよ目の前で1番が決まる。
隼「Aとふみさんの直接対決か」
啓「さっ、面白くなりそうだね〜」
そう言って、啓太さんは舞台の袖に行ってしまった。
.
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やがて舞台に照明がついて、コンテストが始まった。
はじめに啓太さんが代表挨拶をする。
玲「爽やかだな〜」
隼「なんか完璧すぎてムカつくわ!顔良くて、仕事出来て、あんな綺麗な彼女さんいて....
って、あれ?こんな奴うちにもいたような.....」
玲「あいつは、綺麗な彼女が“いた”ね、過去形。」
隼「あんなん一度でも付き合えりゃ同じやろ」
玲「あっ出てきた出てきた!」
2人が舞台に出てきてドッと歓声があがる。
ビッチと啓太さんが目配せした。
隼がチッ、て舌打ちする。
隼「あれやってんなあ」
玲「A〜〜〜〜!!」
.
亜「妹ぉぉぉ〜〜あ〜〜〜!!」
玲「Aは見世物じゃないとか言って駄々こねてたのに結局来たんだ。」
メ「引っ張ってきましたよ。」
亜「ウッ.....ズビ............」
裕「なんの涙なん?」
.
隼「このイケメン野郎◯ね〜〜〜〜!!!」
龍「やめろやお前、歓声に紛れて暴言吐くな」
龍友くんが隼の後頭部をパコーン!
隼「あの爽やかフェイスをいつか崩してやりますよ!」
舞台袖でAを励ましてた涼太くんもこっちに来た。
涼「いいからAを見ろAを」
隼「うるせえ!おめえもだからな!!!」
涼「えっ何が?」
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かな - 面白いので、もっと続き書いてほしいです! (2020年8月27日 21時) (レス) id: 95ffd40df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のこっち | 作成日時:2018年9月23日 23時