頑張らなくていいんだよ。 (ページ43)

今日:37 hit、昨日:8 hit、合計:163,900 hit

○o。. ページ43

しばらく経って
ようやく少し
落ち着いてきた涼太。

相変わらず「りゅとくん」って
連呼してるけど…f(^^;

涼太のことを膝にのせて
聞いてみた。

メ「りょーた、何か嫌なことあった？」

すると…

「りゅとくん、おしごと、たのし？
りょーた、じゃま？」

ゆっくりと話始めた涼太…

龍友は仕事してる方が楽しい、
自分がその邪魔をしてると思ってる？

メ「なんでそう思うの？」

「きのう、おしごとのじゅんび…
たのしそうだった。」

なんとなくわかったかも…………

寂しくなっちゃったんだ。
楽しそうに仕事の準備する龍友を見て
"仕事をしてる方が、自分といるより
楽しい" "自分は龍友の邪魔をしてる"
そう思ったんだと思う…
だから寂しくなって…

でもまだ彼の心は3歳…
こうするしかなかったんだよね？

メ「そっか………」

話を止めるとまた泣き出してしまった。

どうやったら、"それは違う"って
伝わるんだろう………………

しばらく考えて、
あることを思いついた………

メ「りょーた、メンさんが抱っこして
あげるから、事務所のなか入ろ？」

なんとか説得して、車を降りて
事務所の中へと入ることができた。