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○o。. ページ32
荒い息づかいで
"ごめんなさい"
を繰り返す涼太…
僕は、背中をさすりながら
"大丈夫だよ"
と、声をかけることしか出来なかった。
そして、僕も心のなかで
"ごめん"
と謝った………
しばらく背中をさすり続けていると
ようやく落ち着いてきた涼太
龍「よしよし、大丈夫やで？」
「んっ……りゅとくん…」
龍「ここにおるよ？」
そっと手を握ってやると、安心したのか
にこっと笑ってくれた。
今からしばらくはテレビ禁止やな…
恐らく明日も、
この話題でテレビは持ちきりのはず…
そんなの涼太には見せられへん……
しばらくしてスマホを手にとると、
ヤバい数のLINE通知
それは全部メンバーからで…
"亜嵐くん"
涼太、大丈夫？
"隼"
そっち、大丈夫ですか？
"玲於"
涼太くんにテレビ見せたらダメ！
龍「ごめん…玲於(;´д｀)」
"メンさん"
涼太は？大丈夫？
"裕太くん"
涼太くん、ちゃんと居るか？
なんか最後だけ、
ちょっとおかしいけど……
とりあえず
"龍友"
テレビ見てもうて
パニック起こしたけど
今は落ち着いてる。
とだけ返しておいた。
→Next
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作者名：叶夢 | 作成日時：2020年5月2日 7時
