もういやだ。

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龍友side


朝、一番に目が覚めて

キッチンに足を踏み入れる

冷蔵庫を見てみれば、賞味期限ギリギリの卵が一個と、いつ買ったの？って言いたくなるようなネギが少し……




龍「………卵焼き」







今ある食材でなんとか朝ごはんを作り終え、食卓に並べる



そして、亜嵐くんと涼太がいる寝室のドアを開けた。




二人ともすでに目を覚ましていたのだけど……







涼太は、僕らのことを



"覚えていなかった"







動揺する亜嵐くんを落ち着かせ、

涼太に"あえて"気さくに話かけてみる。







だけど、彼は首を横に振るだけ……








龍「りょーた？



龍友やで(^^)」






涼「………りゅーと、」








亜「りょーた、亜嵐だよ！」








涼「………あらん(..)」









龍「僕ら涼太の"味方"やから…



怖くないよ？」









涼「…りゅーと、…あらん(..)」







亜「……ふふ(*´ω｀*)






あらんだよぉ(*´ω｀*)♪」





亜嵐くんも、今の状況を必死に

受け入れようとしていた。

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