いつでも、どんなときも、君を愛している。

episode8 ページ10

『ん……？！？！』

ちょ、ここどこ？？ゆ、誘拐された？！昨日の記憶が……昨日は、えっと、えっと、、！！

みんなで焼肉食べてて、涼太くんが飲んでいいよっていったお茶飲んだと思ったらお酒で……

右側をふと見てみるとぐっすり熟睡中の涼太くんがいた。

寝顔までイケメンとか、ないわ。うん。ずるい。

とりあえず、起きようかな、それがいいよね、よっこいしょ、

『？？』

起き上がれねぇぞ？？ん？？………

『涼太くん、おてて離して？』

涼「ん〜、いや。まだここにいて？？」

『だーめ、私の服のびちゃうでしょー……これ誰の服……』

涼「俺のパーカー。昨日Yシャツびちゃびちゃだったからパーカー貸したの、覚えてないの？？」

『着替えた記憶なんてないよ』

涼「そりゃそっか、俺が着替えさせたんだもんね」

『…え？涼太くんが着替えさせてくれたの？』

涼「うん。がっつり見たけどね笑」

『涼太くん最低。嫌い。』

涼「Aが着替えさせてって言ったんだからね？それに着替えさせたら着替えさせたで殴るわ蹴るわ…痛いよ？」

そういいながら見せてきた腕は痣が出来ていた。

『……細胞ちゃん、ごめんね』

涼「俺に謝る気絶対ないね、」

『うん、ない。』

涼「酷い笑とりあえず準備しよ？？俺の服とりあえず貸すから、我慢してね？」

『わかった、ありがと。』

涼「いいえ」

『お礼っていうのもちょっと違うんだけど、朝食作ろうかなって思うんだけど……』

涼「作ってくれるの？！てか作れんの？！」

『作れるわ！！馬鹿にしないで！食品とかは適当に使っちゃっていいかな？』

涼「あ、いーよ、大したもん揃ってないかもだけどね」

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