▼038 ページ38
side⇄reo
亜嵐くんに背中を押されて、以前から約束していたショッピングのお誘いLINEを送り約束を取り付ける事が出来た。
携帯をテーブルに置いてソファーに横になる。ここ最近ゆっくりする時間がなくて体も心も疲れている。そのまま、うとうと眠りにつきそうになった、その時、、、
prrrrrr....prrrrrr....
チッ誰だよ、人が気持ちよく寝ようとしているのに。無視してやろうかと思いつつも携帯を見て、驚きのあまりそれを落としそうになる。
" みのりさん "
ディスプレイに表示された名前を見て慌てて電話に出る。
貴「もしもし、玲於くん。桜川です。」
ショッピングの話は終わったし、何で電話なのかボーッとしてる頭で考えてみても何も思い浮かばない。
『あっもしもし、Aさん。こんばんは。どうしました？』
貴「あっ、えーっとね、特に何ってわけじゃないんだけど、、、何してるかなーって思って電話してみた。最近、忙しくて話せてなかったじゃない？」
『あっそーゆー事か、俺なんか仕事で問題でも起こしちゃったかと思った笑 ちょうどね仕事終わってゆっくりしてたところ。』
貴「あっゆっくりタイム邪魔しちゃってごめんね。」
『んーん、全然大丈夫。14日、楽しみにしてるから。もしオススメのブランドとかあったら連れてって。』
貴「私も楽しみ。分かった考えとく。」
『オシャレ番長に買い物に付き合ってもらえるなんて、最高だなぁ〜』
貴「なにそれ、オシャレ番長って笑 ハードル上げすぎだし。」
『そんな事ないでしょ。Aさん、楽しみにしすぎて寝坊しないでね。』
貴「それはこっちの台詞！」
あんなにモヤモヤ考えていたのが嘘のように長電話をした。
貴「ごめんね、ちょっと話すつもりが長くなっちゃった。じゃあそろそろ切るね、また明日。おやすみなさい。」
『いや、声聞けて良かった。おやすみ。』
そういって切れた電話を見ながら、もう少し話したかったなぁと考えているうちに眠ってしまっていた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1090人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みっこ(プロフ) - 蛍さん» 蛍さん、初めてのコメントありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*)感動です笑 めっかわ玲於ちゃんを楽しんでいただけるように頑張ります！ (2018年3月8日 13時) (
レス) id: 20d6f8f52b (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 面白いです！！玲於ちゃんめっかわです！！更新待ってます！！ (2018年3月8日 12時) (レス) id: 506614269c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みっこ | 作成日時：2018年2月28日 4時
