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チャラ男にまともな奴はいないと思う ページ15

松「てめーらを呼んだのは他でもねェ 奴がついに動く」

近「……とっつァんそりゃ確かかィ」


私たちは今とっつァんに呼ばれてある場所にいる


もんじゃをつつきながらとっつァんの言う奴の話を聞いていた




松「間違いねェ 奴の周りには常に俺の密偵(いぬ)が張ってる

奴もそれに勘づいてナリひそめてやがった


我慢比べは俺達年寄りに分があるってもんよ我慢できずに動き出しやがった

俺ァ もう後手に回るつもりはねーよ


幕府の連中がガタガタ言うなら腹切る覚悟だ…



決戦だよ 奴も奴の全ても全て潰す」




…私には誰のことを言っているのか全く見当がつかない


近「…そうかとっつァんがそのつもりなら俺達の命もアンタに預ける」


きっと、近藤さんは知ってるんだろう。お兄ちゃんも総悟も…知らないのは私だけ、か…


近「トシ…総悟…A1つ確認しておきたい事がある」

土「なんだ?」


背中だけじゃ分からないけど何となく神妙な面持ちをしている気がする、と思った私の予想は斜め上をいった


近「……奴って誰かな?」

土「しらねーのかよ!!」

「お兄ちゃん知ってるの!?私も知らないんだけどなんなら3人なら知ってるかと…」


土「近藤さんがしらねーなら俺もしらん」

沖「俺ァ わかりやしたぜ」


一気に視線は総悟に向いた



沖「キャバの女でさァ とんでもねェ良い奴見つけたに違いないでしょう」

「…マジ?それでなんか裏切られた復讐ー、的な?」

沖「それしかねーだろ」


もし本当にそのために呼ばれたのならやってられない


近「総悟 A確かに言いたいことはわからんでもない だがな命預けちまったもんは最後までやりきるのが俺達の仕事さ」


いざと言う時はゴリラから人間になるのは反則よォ



翌日、私たち4人は仕事を休んでとっつァんが教えてくれた所に来た




………………なんで遊園地なの



私たちが張り込みを始めて数分、とっつァんの娘さんの栗子ちゃんがやってきた


……まさかさ…まさかだけどさ…いや無いよな無いって信じさせてくれ



1時間後チャラい野郎が栗子ちゃんに話しかけた



チャ「ワリィ ワリィ遅れちまって 待ったァ?」


栗「いえ 私も今来たところでございまする」



チャラ男は電車がなんたらと言い訳を始めた



松「…野郎ふざけやがって

栗子はなァ てめーがくるのを1時間も待ってたんだよバカヤロー」









………多分コレ私の予想当たったわ

時には外見だけで判断しないと死ぬよ→←いつも通りが1番



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結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時

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