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いつも通りが1番 ページ14

私も行かなきゃ


「じゃ、待ってますよ万事屋の旦那」


そう言い残して先頭を走っている神楽ちゃん達に継ぐ



私たちがマムシに向かって行ってる時、



『新八木刀持ってきたろうな』

新「え あ…ハイ…」


この声はまさか…



『Aちゃんありがとな ちゃんと届いたぜ』


新八くんから受け渡された木刀を手に、他のみんなをすり抜けて去り際にそう叫んだ銀さん


「ふふ…別に何もしてないですよ私…おかえりなさい」

私の呟きはきっと彼には届かなかっただろう


新八くんから木刀を貰って先頭を突っ走るその背中を見てちょっとだけ嬉しくなる


銀「工場長 すんませーん今日で仕事やめさせてもらいまーす」


やっと本調子に戻ったか…


蝮Zに突っ込んで行った銀さんは大砲の穴に木刀を刺し、砲撃を止めた


蝮Zは壊れ、あちらの軍は騒いでいた

その瞬間私たちに白星があがった



一通り終わると気だるそーに歩いて戻ってきた


銀「けーるぞ」

それを聞いて神楽ちゃんと新八くんは嬉しそうに銀さんに着いて帰っていった



「…やっぱり万事屋はああじゃないと、やっといつも通りが戻ってきたよ」

沖「間違いねェ」

「ザキー、近藤さーん何してんの?私達も早く帰るよ〜」


遠目にいた2人に呼びかけるが…


「ザキ?」

山「Aちゃん…局長が…」

「…なんか木刺さってない?」

山「それもそうなんだけど…1度は戻った記憶喪失がまた…」

「…ゴリラしっかりしろコラ」

山「うわァァァァ!!Aちゃんちょっと!?」


そう言って近藤さんを蹴飛ばすと

近「おうお前ら、早く帰るぞ」


そう言って私たちを置いて先に帰ってしまった


山「…俺たちの心配無視!?」

「しょうがないよゴリラだもん」


ザキにそう告げて先に行ってた総悟のあとを追った



沖「A、旦那になんか言ったのかィ?」

私に気づくと意味不明のことを言う総悟


「え?なんで」

沖「旦那がAに感謝伝えてたから、ちと気になって」

「…あー、早く元の銀さんに戻ってって言っただけよ」

沖「ふーん」


総悟は自分から聞いといて興味無さそうに私の半歩先を行ってしまった


「なんだアイツ」


気に食わないな、と思いながらパトカーに乗り込んで窓の外を見ながら屯所に着くのを居眠りしながら待った



散々な1日だった気はするけど銀さんも一応近藤さんも記憶喪失治ったみたいだし、これにて1件落着かな。なーんて呑気なことを考えた

チャラ男にまともな奴はいないと思う→←いつもと違うとやっぱり違和感を感じる



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結佳(プロフ) - 気になるから終わらないでよ(´・ω・`) (5月29日 0時) (レス) @page27 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ - はじめまして!読ませていただいてます!とても面白いです!これからも応援してます!更新自分のペースで頑張ってください! (2021年7月30日 6時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅち | 作成日時:2021年2月12日 19時

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