GENERATIONS / 王様ゲーム (ページ9)

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☆ ページ9

Aside

『王様だーれだっ！』

龍「キタキタ！待ってたぜぇい！」

何を待ってたのか、ニヤつきが収まらない龍友くん

嫌な予感しかしない…

龍「ほんなら7番にコスプレしてもらうか♡」

「いやいやいやいやいやい玲「うるせぇ」「はい」

裕「その反応ってことはAが7番か」

「違うよ？違う、そんな訳な涼「認めろ」「はい」

またまた涼太くんの毒舌がかまされたところで
いきなり私以外のメンバーが部屋の隅に集結

何やら全員ニヤつきながらスマホを眺めている

玲「うわ、俺絶対コレっすわ」

隼「えー、ベタだね笑」

亜「嘘！俺断然コレだよ！」

龍「ん～♡どれもええな～♡」

何をしているのやら

そんな皆に呆れていると輪の中からメンさんが
抜け出して誰かに電話をした

その電話が終わると皆ニヤつきながら解散をして
また私のもとに戻ってくる

いや、何？

相変わらずニヤついてるみんなは怖すぎる、笑

そんな皆に恐怖を覚えていると

女将「失礼致します、関口様へのお届けものです」

亜「お、きたきた♡」

メンさんはダンボールを受け取って荷物を取りだす

「え、ちょっと待って、何それ」

メンさんが手に持っていたのは
フリッフリのフリルが付いたメイド服

龍「見りゃわかるやろ、男のロマンや」

真顔でそう言う龍友くんは間違いなくへ◯たい

涼「ほら、早くしてよ」

結果、涼太くんの毒舌に促され諦めがついた私は
別部屋へと移動してメイド服に着替える

うわー、妙にサイズぴったりなのがまた怖い

ていうかいつもクールな衣装しか着ない私には
こんなフリフリの服は柄じゃない

辞めたいけど拒否っても「王様の命令は絶対」って
押し付けられるんだろうな…

ブルーな気持ちのまま皆のいる部屋に戻る

「着替えたよ…」

『…』

ほら、皆黙り込んでる

だから嫌だったのに

「はぁ、もう着替えてくるね…」

そう言い残して別部屋に戻ろうとすると

トンッ…

開こうとした障子にたくましい手が置かれた

振り向けば熱っぽい目で私を見つめる龍友くん

龍「何で着替えるん？めっちゃ可愛えんやけど…」

すると他のメンバーもじりじりと寄ってくる

涼「ほんと、可愛すぎだから」

隼「もう限界っすわ」

裕「A、可愛えで」

玲「バーカ、似合いすぎ」

亜「えっろ、露出多すぎ」

メ「自腹した甲斐あるわ」

「え、ちょ…」

『好きだぁぁぁぁ！！！』

「いやー！！！泣」

この後、沢山可愛がられたAちゃんでした