GENERATIONS / 王様ゲーム (ページ31)

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☆ ページ31

Aside

『王様だーれだっ！』

裕「っしゃ、これで決まりやな」

王様のくじを持ってはニマニマとする裕太くん

今度は何をする気だろう

あの微笑みは嫌な予感しかしない((

裕「命令は…」

言いかけて裕太くんはこちらを見て

裕「Aと玲於のポジション交換や」

涼玲「はぁ！？」

「へっ！？」

驚きのあまり硬直する私と涼太くんと玲於

涼「え、ちょ、どしたの裕太くん」

玲「そうだよ、話がちげぇ…俺は涼太くん狡いって言ったんだぞ？」

裕「やから玲於が代わりにあそこ座ればええやん」

玲「…」

あっという間に論破されて何も言えない様子の玲於

裕太くん…ありがとう！！

今度何か奢ろう((

裕「ほら早く、王様の命令は絶対やで？」

そう言った裕太くんはSっ気に満ち溢れていて
そんな裕太くんに玲於は逆らうことなく従った

私が涼太くんから離れれば「え」なんて声を漏らし
捨てられた仔犬のような表情で見つめてくる

「ゔ…」

そんな涼太くんの表情を見れば罪悪感が沸き起こる

すると後ろからぐいっと首根っこを掴まれ
恐る恐る後ろを振り向けば

玲「何でお前がそんな顔してるわけ？
俺が一番辛いんだけど」「すみませんでした」←

あまりにも低くドスの効いた声で言うもんだから
相当気疲れしてるんだろうなって察する

玲涼「はぁ…」

私がその場を離れると深く溜息をつく二人

玲「…じゃ、失礼」

涼「…うん」

メ「ヒュー♡いけいk 玲「埋めるぞイモ野郎」←

メンさんに相変わらずの毒舌発言をかますも
涼太くんの膝に跨る玲於の足はガクブルしてる

「玲於…笑」

玲「笑うなペチャパi 「オイ」(())

目で殺意を表せば一瞬で静まる玲於

一方で涼太くんは

涼「ちょ…れ、お…また鍛え…た…？」

他のメンバーとは違って細身の彼には
小さいながらも筋肉質な玲於が乗っかるのはさすがにキツイようで

涼「ギ…ブ…」

龍「あ、死んだ」

バタッと昇天してしまった涼太くん

玲於は頭掻いて「やべぇ」なんて言ってる

悪気ないなコレ

ま、なんだかんだで助かったからいっか←

(涼太、お前映画終わったからって鍛えてないやろ)

(まあ…)

(ダメやろトレーニングしなきゃ、テレビ出る人間
なんやから)

(龍友くん、それ相方にも言います？)

龍 / 涼 / 龍 / 涼