GENERATIONS / 王様ゲーム (ページ14)

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☆ ページ14

Aside

『王様だーれだっ！』

亜「やったー！俺だ！」

思ったんだけど私、一度も王様なってないよね

どうして？仕込まれてるの？

そんな疑問も虚しくゲームはどんどん進められてく

いつもは女の子だからって気遣ってくれる涼太も
今回ばかりはゲームに夢中みたい

亜「んーと、7番が6番を責めちゃおうか♡」

そしてなんでこう毎回私が当たるかな…

なんか今日ボヤいてばっかり

メ「Aすっごい暗いね、笑」

玲「てことはまたアイツかよ」

涼「当たり過ぎでしょ、笑」

裕「なんかもう、もはや才能やな笑」

何とでも言いなさいよ、もう吹っ切れたし

「6番です、私、7番さん誰ですかー」

龍「むっちゃ棒読みやん、笑」

隼「はい、7番さん俺ですよー笑」

「あー、隼ね、はい、じゃんじゃん責めて下さい」

玲「アイツどうした？笑」

涼「色々吹っ切れたんじゃない？笑」

その通りですよ、もう潔く諦めますから

隼「A、良いんだね…？」

見上げると真面目な表情をした隼

うわ、待って

煽ってしまったことに後悔したけどもう遅くて
気付けば押し倒されてた

それと同時に服をどんどん脱がされていく

「え、ちょ、待ってよ」

隼「待たない」

手を止めない隼に訴えかけるように言う

「こ、ここじゃ皆に見られちゃうよっ！？」

すると隼は私のブラウスのリボンを咥えて妖しく
微笑んで私を見下ろす

隼「皆から見えるからここで、って理由はダメ？」

「なっ…！？///」

隼「愛してる、チュッ…」

「んっ…///」

焦らさないでよ

隼はおでこや鼻、首筋

いろんな箇所にキスを落とすけど口にはしない

そんなキスがもどかしくていつか口にして欲しい
なんて思ってる

「はや…と…///」

隼「ん？なーに？」

きっと知っててやってるんだ

私がキスを欲しがってるって

罠だって分かってるのに自ら嵌りにいく私はきっと

「口に…してっ…んんっ…///」

隼「ちゅ…はっ…///そんなにして欲しかった？」

そう言ってニヤつく隼はかなりのドS

「いじわるっ…///」

そしてそんな隼に不覚にもときめいた私はきっとM

(なんかもう、俺ら空気)

(ほんとね、二人だけの世界じゃん)

(何だよ、俺の隼なのに)

(え…)

玲 / 涼 / 玲 / 涼