ジェントルマンでもそれはダメ！

１６． ページ16

『あの、』

JS「何？」

『これ以上はちょっと、』

JS「でも僕ももう無理だよ、我慢出来ない」

『、、いや、でもこれはさすがに...』




今日は先日起こったミンギュオッパポッポ事件のお礼を一応ジョシュアさんに言いに来たんです。

そしたらなんとこの男、ウチにおいでよ！と言ってきまして

まぁジョシュアさんですし何も心配はしていない私はノコノコ着いて来てしまった訳です。

それが間違いだった。













JS「もう渡したくて渡したくて本当に我慢出来なかったんだよ！！
あ、これはAに似合うと思って買った服！で、こっちはリュック！A前に欲しいって言ってたでしょ？
それからこれはスニーカーで、こっちはピアス！
あと、これは部屋着なんだけど、、


実は僕も同じの買っちゃったんだ！推しとお揃いを着るのちょっと憧れてて、、♡
あ、でも安心して！匂わせとかはしないから！ハニにもバレないようにするからね！

あとこっちは可愛かったからぬいぐるみと、これはAの部屋に合うかな？と思って買った雑貨！それからー、」

『ストッッッップ！！』

JS「どうかした？」

『どうかし過ぎてますよ』

JS「でも今回はAの欲しいものが揃ってるでしょ？」

『確かにそこは否めないですけど』





自宅にある私にあげるプレゼントをこれでもかというぐらい出してきたのである

今までも結構な量のプレゼントを貰ってきたけど比じゃないぐらい今日の量はやばい

こんなものを小出しで毎回貰っていたら全部受け取るのに5年はかかる





JS「でもAがウチにいるなんて夢みたいだよ！
撮ってもいい？」

『もう撮ってますよね』

JS「今日は僕とAの記念日だね！」

『ちょっとキモイですそれ』






家が近いとはいえさすがにこの量を1人で持って帰るのは困難すぎない？
私ゴリラだと思われてる？





JS「あとこれ！休みの日にハニと行っておいでよ！」

『遊園地のチケット？いいんですか？』

JS「もちろん！写真はたくさん撮ってきてね！ツーショットも！」

『嫌じゃないんですか？ツーショット』

JS「....実はハニ×Aが思った以上に僕の癖に刺さってさ、だからお願い！僕の前ではなるべくハニと話してて欲しいんだ！」





なにそれ。

私のこと好きなんじゃないのかよ。




『バカじゃないの』



なんだかモヤモヤするんですけど。

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