世界一幸せで不幸な女の子の話 (ページ3)

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私達、改ページ3

弱い弱い弱い弱い弱い弱すぎる
何でこんなに弱いんだろうって思うくらい弱い
、、、いやちがうか。
私達が強いんだ。そうだ。その通りだ。
私達は神になったんだ。

弐湯野「主審。」
主審「共和国中学戦闘不能！よってこの勝負
　唆淡中の勝利！」
聞いた？戦闘不能だって。あーあ可哀想に。まだ前半終わってないよ？本当に無様だn
目通「先輩！やりましたね！また勝ちました
　よ！」
弐湯野「うん。お疲れ様。目通もよかったよ」
目通「っ！ありがとうございます！先輩も
　さすがでしたー！」
蹴経「目通ー！弐湯野！俺はどうだった!?」
目通「勿論凄かったですよー！」
弐湯野「これでまた無失点記録更新だね。流石
　としか言いようがないよー」
蹴経「へへっ嬉しいこといってくれんじゃね
　ーか！」
いえいえ、と言い残し私は相手校のベンチに向かう。いつもの台詞を言いに行くためだ。
相手校のベンチにつくと「ねぇ、」と声をかける。すると瞬間鋭い視線が一斉に私に向けられる。この瞬間は最っ高に嫌な気持ちになる。
頑張れ、私。いつもの私になるんだ。
すぅっと息を吸う。そして、
「罪なき共和国の諸君。
　我々唆淡と戦えたこと誇りに思うがいい。
　そして我々は諸君の全てを背負うことを誓う
　喜ぶがいい。
　そして、自分等の弱さに絶望するがいい。」
、、、言えた。
私は相手校のベンチを去り、自分達のベンチにむかう。その瞬間、聞こえた。スタジアム全体か叫んだのだ。
「唆淡(サタン)に災いあれ！」と。
悪魔に災いあれなんて、馬鹿げてる。悪魔は災いをもたらす方だ。
目通「気にすることありませんよ。先輩。」
蹴経「そうだ。行こう。」
私が顔に出していたのか二人が声をかけてくれた。

そういえば、あの時アイツ、何て言ったっけ？