Story88-好きな人 ページ9
あ｢ちょっ…痛いってば……!｣
周りがチラチラと私達を見るのを京介は物ともせず
私の手を引き早足で階段を上って行く
そして辿り着いた屋上
あ｢何、どうしたの……?｣
京｢……｣
私がそう言うと京介は静かに握っていた手を離した
私は乱れた息を整えていると
京｢この鈍感｣
あ｢はっ!?｣
何の前触れもなく吐き捨てるように京介に言われカチンと頭にくる
何が!?と反論しても京介はツンとしてそっぽを向くだけだ
怒らせてる…ような気がするけど
あ｢京介ってば…!｣
京｢だからー…｣
京介の服の裾をぐいっと引っ張りこっちを向かせると
軽く舌打ちをした京介と目が合う
京｢俺が居んのに他の男に愛想よくすんな｣
あ｢………は?｣
京｢何か…ムカつくから｣
真顔でサラリと言う京介に私はポカンと口を開けた
それって、つまりどういう………
あ｢わ、私別にそんな事……｣
京｢さっきしてただろ｣
あ｢さっきって……狩屋君…?｣
京｢……あぁ｣
暫く間を開けて答える京介
あ｢でも、別に私は……っ｣
京｢だから、ひとつだけ言っとく｣
あ｢何…………っ!?｣
途端京介との距離が縮まって私は壁に追い込まれた
そのまま指先で顎を持ち上げられ
京｢お前は俺の女…だろ?｣
あ｢えっ!?ぁ…そ、その……///｣
至近距離でそんな質問をされかなり焦るが
ドキドキしながらも私は大きく頷いた
それを見た京介は小さく微笑んだ気がした
あ｢そそそれよりお弁当取りに行かないと…!京介がいきなりこんな所に連れてくるから全部教室に忘れて……｣
京｢いーんじゃねぇの、別に｣
あ｢よくないってば!!京介だってお昼無いんでしょ!?｣
京｢………いや｣
と、私が屋上を出ようとした瞬間だ
後ろから腕を回され耳元に京介の吐息がかかった
京｢俺は
今からお前を食べるから｣
.
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革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
