Story82-迷い ページ3
いつ以来だろう
京介とこんなに距離を置くのは
確か付き合いだす前だったかな
些細な事ですれ違ってまともに口もきけない時があったよね
でも何だか
今のこの状態は…それとはまた違う気がする
.
葵｢A、帰らないの?｣
あ｢えっ!?｣
はっ、と葵の声で私は我に返った
辺りを見渡すともうほとんどの人が居なくなっていた
そっか、今はもう放課後で……
葵｢鞄に荷物入れながらボーッとしてたからどうしたんだろうって思ったよ｣
あ｢ううん!何でもないっ｣
私はさっさと教科書を鞄に詰め込んで葵にそう言った
あ｢じゃあ、また明日ね｣
葵｢じゃあね!あ、剣城君ならさっき教室出て行ったよ…!｣
あ｢ちょっ…そんな情報いらないから!!((汗｣
仲直りしなよーとからかう葵に手を振って私は教室を出た
仲直り、ね………
.
.
.
今さらどうしろって言うのかな
何て話しかければいいの…?
何の話をすればいいの…?
また邪魔だって言われたら
そしたら私は
どうすればいいのかな……
.
.
.
.
.
あ｢……分かんない｣
夕日を背に歩く帰り道
一人なのが寂しいのも、足取りが重たいのも気のせいだって信じたい
思わずため息が零れそうになった瞬間
ポケットの中の携帯が震えた
携帯を取り出し開くと一通の新着メール
私はその内容を見て驚いた
あ｢……えっ｣
だって送り主の名前は剣城京介で
本文に
『誕生日おめでとう』
の一文が映っていた
嘘……何で……?と頭が混乱していた途端
後ろから誰かが私を抱きしめた
.
.
.
.
｢……やっと追いついた｣
.
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
