Story94-感情 ページ15
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どうしよう
絶対、怒らせた………
あ｢……京介｣
震える、指先で握る携帯
画面に映る通話終了の文字を暫く見つめて
私はそっと携帯を閉じた
狩｢ごめん俺、何か悪い事…したかな…?｣
あ｢ううん全然っ、気にしないで｣
心配そうに覗き込む狩屋君に私は笑顔で答えた
そう、狩屋君は何も悪くないよ
悪いとしたら、全部私な訳で…
あ｢じゃあ、私もう行くね｣
狩｢あ、うんっ付き合ってくれてありがとね｣
ブランコから立ち上がり食べ掛けのアイスも全部片付けて
私は公園を後にした
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狩｢ふぅん……あの2人、意外ともろいのかもね｣
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狩屋君と別れて公園を出た私は自分の家に戻った
いや、正確に言うと
私は今、京介の家の前に居るのだけれど
最初は病院まで行こうと思ったけどあんな事を言われた後だ
さすがに気まずくて足が動かなかった
だから私はここで、京介の帰りを待つ事にした
どっちにしろ…私のために病院に行ってくれたのは確かだから
あ｢あっ……｣
暫く座って待って居ると向こうに京介らしき人影が見えた
その影は段々とはっきり見えるようになり
京｢…………ほら｣
あ｢あ、ありがとう……｣
忘れてた弁当箱を私に素っ気なく渡した
京介は、私の目を見てくれなかった
やっぱり…怒ってる
あ｢あのっ………｣
京｢お前、さ…｣
私の言葉を遮るように京介が声を発したから
私は京介の方に視線を向けた
京｢アイツと、何してたんだ…?｣
あ｢コ、コンビニでたまたま会ったから…それで…｣
京｢で…?｣
あ｢ちょっと…寄り道しないかって言われて……｣
京｢……｣
あ｢でもっ…私は別に狩屋君とは何も……｣
京｢それでも｣
ピシリと言い放つ京介に私は背筋を凍らせた
張り詰めた空間
京介は小さく呟いた
京｢お前は俺以外の男と…こっそり会ってたんだろ…?｣
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ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
