Story92-予測不能 ページ13
『ちょっと寄り道していかない…?』
そう狩屋君に言われて
断る理由も無くこのまま家に帰っても暇なので
とりあえず私達は寄り道と題して近くの公園に居たのだった
.
狩｢うん、やっぱりアイスはチョコに限るよね!｣
あ｢さっきまでバニラと悩んでたのに((笑｣
狩｢そ、それはそれ、これはこれだよ｣
片言になりながらも返事をする狩屋君に私は思わず笑ってしまった
私達はブランコにゆらゆらと揺れながら先程買ったアイスを食べていた
狩｢Aちゃんのそれ、何味?｣
あ｢えっ、レモン…だけど…｣
狩｢え?どうしたの……?｣
あ｢あ、の…いや……｣
私の名前を呼ぶ狩屋君の声を聞いて私はふと思い出した
あの時の、京介の言葉を
狩｢どうしたの……?｣
あ｢な、名前……｣
狩｢ん…?｣
あ｢名前で、呼ぶの……あんまり…｣
狩｢あ、もしかして彼氏くんに嫉妬されちゃった?｣
あ｢…!!｣
くす、と笑いながら言う狩屋君に私は図星だった
こんな事わざわざ言うの変かな、と思ったけど
狩｢剣城君て結構嫉妬深いんだね｣
あ｢えっ…?｣
狩｢ううん｣
狩屋君は小さく何か呟くと何事も無かったかのようにアイスを一口頬張った
狩｢じゃあ、立川さん…?｣
あ｢うん、そう……｣
狩｢Aちゃん?｣
あ｢だ、だからそれは……!｣
狩｢じゃあ
……A?｣
唇の隙間から赤い舌をペロリと覗かせて
口角を上げて意地悪そうに微笑む
あ｢えっ…!?///｣
不意打ちで呼び捨てで呼ばれたのと
微笑む狩屋君の姿が一瞬かっこよく見えたのでドキッとした
狩｢なんて、冗談だよ｣
あ｢そそ、そうだよね//｣
私は火照った顔を冷ますためにアイスに視線を戻した
丁度その時だ
ポケットの中に入れていた携帯が震えた
狩｢電話…?｣
あ｢みたいだね｣
携帯を取り出し私は画面を確認した
けど、私は一瞬電話に出るのを躊躇った
画面に映ってたその発信者は
.
.
……剣城京介
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
