Story90-勘 ページ11
―放課後―
やっと長い1日も終わり、帰れる時間
ぐーっと大きな伸びをしてから鞄に荷物を詰めていると
前の席の狩屋君が振り返り私の方を見て言った
狩｢じゃあ、また明日ね｣
あ｢…うんっまた明日｣
…と笑顔で言い終わった後にハッと気が付いた
『俺が居んのに他の男に愛想よくすんな』
昼休みの京介の言葉が頭を過って一瞬顔がひきつった…気がする
あの後結局時間がなくてお弁当半分しか食べられなかったから
今度から…気をつけるようにしよう
狩｢あれ?｣
あ｢えっ何!?｣
急に狩屋君が私を見て首を傾げるから私はドキッとした
すると狩屋君は微笑んで
狩｢三番目のボタン、閉まってないよ?｣
あ｢へっ!?｣
私は早急に自分のシャツを確認したら言われた通り三番目のボタンだけ開いてた
もしかして…午後の授業ずっとこの状態だったの…!?//
京介が昼休み………いや思い出しただけでも恥ずかしい//
あ｢あ、ありがと…//｣
狩｢誰かに荒らされたのかな?｣
あ｢えっ!?｣
狩｢ううん、何にも?((ﾆｺ｣
狩屋君が核心につくような言葉を言ったような気がするけど……
｢帰るぞ｣
あ｢痛っ…｣
ぽけーっとしていると後ろから頭をコツンと叩かれた
いや、言うほど痛くもなかったけど
狩｢ラブラブなんだね、2人とも｣
京｢そりゃあどーも｣
笑顔で言う狩屋君に対して京介の鼻で笑うような態度が怖い
狩｢あれ、2人とももしかしてそのピアスお揃いなの?｣
あ｢えっ…｣
狩屋君は私と京介を交互に見ながら言った
今まで誰にも言われた事ないのに…鋭い
あ｢えと…これは……｣
京｢恋人っていう印だよ｣
京介がサラリとそう言うから私は思わず開いた口が塞がらなかった
そしてそのまま昼休み同様、京介に引きずられるようにして教室を出たのだった
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜田早苗(プロフ) - 私入る隙ないのですが…ｗｗ皆様本当にありがとうございます!!///続編でも宜しくお願いします＼(^o^)／ (2012年8月9日 19時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺いちご(プロフ) - 桜田早苗さん» 楽しみにしてます(´∀｀*) (2012年8月9日 19時) (レス) id: 173e4399d4 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城もろんさん» ありがとうございます///嬉しい限りです本当(＾ω＾)もっともっと良い話を書けるように頑張りますｗｗ友希もちろんOKです!! (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 豪炎寺いちごさん» マサキこれからもっと活躍?してくれると思います!(笑) (2012年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
剣城かおり(プロフ) - 剣城もろんさん» 剣城もろんさん、林音さん＞うちも同意です！！読むたびにキュン死にしそうです/// (2012年8月7日 18時) (レス) id: 6432583625 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年7月6日 17時
