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すばるside
雅「もう1段回あげるね」
忠「…っう、はぁ、っは、はぁ」
「たつ、きついか？」
忠「…っは、はぁ、っ、は、」
俺の問いに頷かず、首を振るたつ
目には涙が溜まってて今にも溢れそうやし、
手にも力が入ってる
雅「…検査は終了しよう」
「分かった…たつ、もう終わるで！スピード落としてええからな？ゆっくり漕ごうな」
忠「はぁ、っ、はぁ…」
雅「たつ君、お疲れ様！これで検査は終わりね！よく頑張ったね」
「たつ、偉いな！ここに横になれるか？酸素マスクつけよな！」
忠「…っはぁ、はぁ、すば、くぅ」
「苦しいな？大丈夫、薬入れるからすぐに楽になるで〜」
忠「…っ、すばく、、はぁっ、くる、し…っはぁ」
「大丈夫や！すばるくんおるで！手握っとこな？よう頑張ったな！」
忠「はぁっ、はぁ、っはぁ…」
苦しさに耐えながらも
俺の名前を呼んでくれた事が嬉しかった
助けを求めてくれたってことやろ？
そうでなくても、
俺がいる事に安心した様な表情になった気がして
手を握り返してくれた事がほんまに嬉しい
たつの額は汗で髪の毛が張り付いていて
検査の苦しさを物語っていた
雅「最後の方、検査中の酸素と二酸化炭素、この数値だと本当に苦しい状態だと思う…
たつ君は迷わず我慢してたから、たつ君、自分の身体の限界を知らないのかも。これからの生活で我慢しないようにしていかないとね…」
「そやな、末っ子やのに、我慢ばっかりしよって…」
雅「まぁ、大丈夫だと思うけど。すばる達と家族になるなら安心出来る」
「過信し過ぎちゃう？笑」
雅「いや、さっきの状態ですばるの事呼んでたたつ君、本当に安心した顔してて、その顔見たら任せられるな〜って笑」
「雅紀も思ってたんか笑」
雅「煩いお兄ちゃん達に囲まれるたつ君は大変だと思うけどね笑」
「煩いのが売りなんやからしょうがないやろ笑」
雅「良い家族だよね」
「自慢の家族や」
たつを病室に運ぶと約束通りプリンを冷蔵庫に入れてる途中の侯とゆっくりしとる信五がおった笑
侯「あ！検査終わったんか！お疲れ様」
「たつ、よう頑張ったから褒めてやってな」
信「お安い御用や」
侯「お前たつにはほんま甘々よな笑」
信「侯かて、甘いの苦手なたつでも食べられる様にそこの甘さ控えめのプリン買うたったんやろ？笑」
侯「ったまたまや」
雅「はいはい！夫婦ゲンカはやめてね〜」
侯信「誰が夫婦や」
「お！相変わらず息ピッタリやな」
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Gemini(プロフ) - hanaさん» コメントありがとうございます！これからどんどん報われていく予定ですので、温かく見守ってくださると嬉しいです！ (2020年10月4日 14時) (
レス) id: 58661fb316 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - この小説大好きです。応援してます。お兄ちゃん達の偉大さに涙です…。辛い思いをしていた忠義くんに希望の光がさしてよかった…。 (2020年10月4日 1時) (レス) id: 8de404fd24 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 返事ありがとうございます！！これからも読ませて頂きます(*^^*)！！ (2020年8月17日 3時) (レス) id: ab3c96b88b (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！マイペースに更新していきますので、これからも読んで頂けると幸いです(*^^*) (2020年8月14日 20時) (レス) id: 58661fb316 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - めっちゃ続き気になりますー！！次の更新待ってます！！ (2020年8月14日 16時) (レス) id: ab3c96b88b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gemini | 作成日時：2020年6月7日 2時
