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主人公 ページ9

A 「主人公?」

ジャック 「物語には必ず主人公がいる。
Aはまるでヒロインだよ…
ジョーカーの血が流れていてジョーカーだった時の親友に会えて…ぼくが恋人で…
絵本に出来そうだよ
物語(人生)は自分で決めな?ぼくはどうなってもいいよ」

A 「さっきから何言ってるか分からないよ…」


ジャック 「Aはぼくに愛を誓った
だけどクラブを人間の姿のままにしてあげいとか思ってるの?」

A 「出来るのならしてあげたい…」

ジャック 「例えぼくがいなくなっても?」

A 「そんなことは言ってないよ…
ジャックが居なくなるのは嫌だよ…」

ジャック 「意地悪したね、ごめん。」

A 「どうしてそんなことを言うの…」

ジャック 「本当にクラブを人間にしたいのならクラブのところに行けばいいよ…
そしたら分かるから。
Aが好きなようにするといいよ」

A 「どういうこと?分からないよ…」

ジャック 「君は誰?」

A 「っ、…」

ジャック 「ジョーカーなの?エースなの?」

A 「私は…」

ジャック 「早く行きなよ、クラブのところに」


考えてみれば自分は誰なのか分からなくなった
クラブに会って懐かしい気持ちを感じる自分もいた
でも今はジャックがいる
私はどっちなんだろう


ジャック 「確かめてきな?自分が誰かのか」

私はクラブの元に走っていった


知りたい


私が誰なのか


どうして今生きてるのか






誰を愛し誰を信じれば



ハッピーエンドになるの…?

ぼくのエース、俺のジョーカー→←人間のすがた



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作者名:mくん | 作成日時:2018年11月10日 7時

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