人間のすがた ページ8
A 「で、できた。」
キラキラとした暖かい飲み物
クラブ 「いただきっ!ごぐごくっあぢっ!!」
A 「気をつけてっ!!」
その瞬間クラブの体はみるみる人間になっていった
ジャック 「うわぁ…」
A 「こ、これがクラブ?!」
クラブ 「なんだよ、俺に文句あるのか」
身長は私と同じくらい…152cmくらい…?
ジャック 「ほんとお前変わってないな、お子様が」
クラブ 「お前も精神年齢は俺より幼いだろ」
A 「えっ、えっとー…」
ジャック「大丈夫、こいつこの薬の効果切れれば元通りのカラスになるからっ!」
A 「そ、そうなのね汗」
アップルポイズン以外に仲が悪い人いたんだ…
ジャック 「もう帰ろ?仕事は果たしたし。
ぼくたちもお子様に付き合ってるほど暇じゃなんだよ」
クラブ 「A、俺を人間の姿にしてくれてありがとう!」
ジャック 「無視かよっ!!」
A 「いえいえ、いいの!クラブのおかげでピッシュサルヴァーを作ることが出来たんだから!」
クラブ 「俺が人間でいて欲しいならまた来てね…」
A 「人間でいて欲しいなら…?」
ジャック 「さーさー!もう帰ろ!!」
クラブは私の耳元でそんなことをいいならがジャックに手を引かれてジョーカーの家をあとにした
ジャック 「今日はこの前植えた白いバラが新しく咲いたからそれを塗るお仕事手伝ってもらうからね〜」
A 「はぁーい汗」
人間でいて欲しいなら…
ジョーカーがいなくなってから人間になれなくなったって聞いたし…
考えているうちにお城へ着いてしまった
A 「私は白いバラの花もすきだけどなぁ」
ジャック 「白いバラの花言葉は純潔、深い尊敬、相思相愛とかそういう意味があるんだよ
白いバラの花1本なら一目惚れ、99本なら永遠の愛…」
A 「永遠の愛…」
ジャック 「どうしたの?そんなにクラブの姿が衝撃だったー?なんかさっきからずっとぼーっとしてるよね。」
A 「クラブに人間でいて欲しかったらまた来てって言われて…どういう意味なのか考えてたの」
ジャック 「Aはそんなにぼくのこと気に入らない?
最近ぼくに対して冷たいっていうか全く愛を感じない」
ジャックはベタベタとバラの花を塗りながら私の手を握る
A 「ごめんね…そんなつもりではないんだけど…クラブに会ってから色々と不思議なことばかり起きるから…」
ジャック 「ワンダーランドに囚われたんだね…
今度の主人公はAか…」
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作者名:mくん | 作成日時:2018年11月10日 7時