ハートのエースとジャック4 (ページ13)

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赤い糸ページ13

ジャック「っ…！A？！」

A 「～…すぅ…」

Q 「起きたかい、ジャックハート」

ジャック「クイーン…いでっ…！！」

女王様はジャックの頭にゲンコツをくれた。

Q 「まったく！何をやってるんだい！！！
私に無断でかわいいエースを傷つけるんじゃないよ！！
また打首にされたいのかい？！」

ジャック「申し訳ございません…クイーン…」

Q 「まぁお前が死んでしまったら可愛いエースの笑顔が見られなくなってしまう…！！我慢我慢…！」

ジャック「ごめんなさい…」

Q 「まぁお前を選ぶがあのカラスを選ぶか…
答えはもう出ただろ？
もう苦しむことはさせるなよ？」

A 「うぅ…」

ジャック「Aっ、…」

A 「ジャックに女王様…
おはようございます…」

Q 「はぁぁあ！愛しのエース！！
痛かっただろう…よしよしっ！！！」

A 「じょ、女王様っ！いらいいらいっ、」

Q 「こりゃ悪かったねっwwゆっくりここで休みな…」

A 「はい…」

ジャック「それにしてもぼくに抱きついた時にいい匂いとか言っちゃってさー。
ちょっと笑いそうになったよwww」

A 「わ、笑いそうになった？！
なんですって？！！！」

私は思いっきりポカポカとジャックを叩く

ジャック「い、痛いよっ！おひめさまっ！！暴力はおやめくださいってばーっ涙」

A 「むぅー！！！」

ジャック「呪いをかけたことは謝る…
ごめんね…怖かったよね…」

A 「許さないっ！」

ジャック「ごめんなさい…」

A 「じゃあ許す方法ひとつだけある！」

ジャック「なんなりとっっ！！」

A 「お部屋一緒にしてるれるなら許してあげる」

ジャック「えっ…！？」

Q 「いいんじゃないか？」

ジャック「本当ですか？！」

Q 「ただし、部屋の家具の移動は自分たちでやるんだよ？分かったね？」

A 「わぁーい！！ジャックと同じお部屋っ！」

ジャック「これで毎晩通わなくてもずっと一緒だね♡」

呪いのおかげでは私はわかった
私はエースとかジョーカーじゃない
Aっていう1人のトランプとして生きている

誰が何言おうと私は私…
もう過去に囚われない

ジャック「もうどこにも行かないでね…
今度こそ本当に死んじゃう呪いかけちゃうよ？」

A 「ひぃっ…汗」

ジャック「うっそうそ！冗談♡
あくまでもぼくの手下なんだからぼくの言うことは絶対だからね？」

A 「はい！！」

幸せ…