もっともっとそばに... ページ12
もっともっとずっと…隣にいたかったな。
クラブ 「うわぁぁぁぁああ!!!!!」
ジャック 「ありがとう…。」
A 「ずっと…いっしょ。」
ジャックはAを守るように、Aはジャックに守られるように眠った
クラブ 「ジャックハート…お前がいなければ…」
Q 「何をしている…
お前はここのものじゃないね?」
クラブ 「ハートのクイーン…!!!」
Q 「可哀想に……ジャックハートにエースハート
トランプ兵ども、2人を同じ布団に寝かせておやり
あとこのカラスを拘束しな。
まったく…複雑なものがまだ残っていたか」
クラブ 「くっ…!!!」
クイーンは城へ戻り大きなベットに2人をねかせた
Q 「辛かっただろ…ふたりとも…
今はゆっくりおやすみ…」
クイーンは口の周りの血をハンカチで拭き
抱き合うふたりに、やさしく頭を撫でた
Q 「大丈夫…またすぐ目が覚めるさ…」
トランプ兵 「連れてきました!!!」
クラブ 「打首にでもなんでもしろよ」
Q 「そうねぇ…打首でもいいね?
でも今はお前の大好きなジョーカーはいないからねぇ…」
クラブ 「俺をどうするつもりだ。」
Q 「さぁー?
でもまぁ余計なことをしてくれたね。
ジャックハートがかけた呪いは私が解けるようになってきたからよかったが…
回復するのに時間がかかりそうだよ
おかげで私のわがままを聞いてくれる人がいなくなったじゃないか」
クラブ 「お前のわがままなど知らない!!
ジョーカーを返せ!!!」
Q「ジョーカー?」
クラブ 「とぼけるなっ!!」
Q 「なぁに、お前こそいつまでも覚めない夢を見るな。現実をみてごらん?
あんなに可愛い愛しいエースがいる…」
クラブ 「エースからジョーカーと同じ匂いがした
あれはきっとジョーカーの血が流れているだろ…
どうしてそんなことを…!!」
Q 「そんなことお前が知る権利などないぞ?
あっはははっ!!!」
クラブ 「わがままで意地っ張りなお前にあんなに美しい娘がいたから恨んで殺したって言うのか?!」
Q 「私が殺した訳ないだろ?勝手に死んだのさ。」
クラブ 「っ!!」
Q「あの子は女王の座を狙っていた。
この私が渡すわけない…」
クラブ 「なんてやつなんだ!!!!」
Q 「お前こそエースとジャックの可愛らしい姿をぶち壊してなんでやつなのさ…」
クラブ 「…っ!」
Q 「カラスに戻りそうなのかい?あーっはは!!
鳥籠を用意しな!!!私の椅子の横に置け。」
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作者名:mくん | 作成日時:2018年11月10日 7時