検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:14,813 hit

お仕事の続き ページ2

アッペルスヘンの材料を取りに行くためにジャックとはしばしの間お別れをして赤いキノコを探しに行く

A 「おっ、あれかな?」

生えてる場所やキノコの香りを確認する

A 「この匂い…間違いない!!
赤いキノコさん!」

甘くてすこし酸っぱい匂いがするこの不思議なキノコ
ワンダーランドでは有名なキノコ

A 「あとは庭からバラを取ってくるだけ!」

バラをプチッと取って仕事場に戻る


簡単そうなアッペルスヘンを先に作ることにした
キノコを煮てその煮汁をこして計量カップに入れる

ケーキを作る材料と赤いきのこの煮汁を混ぜると煮汁がまるで牛乳と一体化するように無くなる

A 「わぁ…不思議…普通だったらこんなことにはならないのにっ…」

とりあえず生地は出来上がった

バラの花びらは生地の中にいい感じに埋め込んで鮮やかさを表現する

あとはオーブンで焼くだけ!!

A 「さてと…」

ピッシュサルヴァーを作るにあたって大変なのは星くずを入れるタイミング

光に当たってしまうと性能が失われてしまい体が縮む効果がなくなるという
失敗したものを飲むとただの蜘蛛の巣と森の水を混ぜた不味い水になるらしい

A 「とりあえず部屋を暗くしなきゃ」

部屋中のカーテンを閉めて電気も消し、ロウソクに火をつけてぼやんとした場所で作ることにした

A 「きっとアッペルスヘンはお城の近くで作れるように…ピッシュサルヴァーは誰もが恐る森でなきゃ作れないようになっているんだ…」

そう考えると結構貴重なんだなと思う

森の水、蜘蛛の巣を小瓶に入れ小瓶をアルコールランプの火の上から熱する

ちいさな泡が出てきたら部屋の明かりを全て消して星くずを入れる

A 「部屋の明かりは消えた…よし、星くずさん、カモンっ」

ハンカチを広げると白く光り輝く星くず達が夜と勘違いしているのかものすごい光を放っていた

A 「眩しっ!!!」

1つ手でつかみ星くずの光を手でおおって小瓶の中にそっと入れる

キラキラと輝き、入浴剤がぼろぼろ溶けるように水の中へ溶けてゆく

A 「綺麗…」

同じものを星くずと蜘蛛の巣が無くなるまで作り続けたら、3つ全部成功した

そこにジャックが部屋に入ってきた

ジャック 「A〜♡」

A 「ジャックっ!!女王様のそばにいなくていいのー?」

ジャック 「んへへ、トイレって嘘ついた♡」


A 「まったくー!」

アリスの気分→←挨拶



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mくん | 作成日時:2018年11月10日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。