4話 ページ6
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『……(どうしよう…きい…)』
「ほらいい加減行ったらどうなんです?
自分の“口で”」
『(きい…きい……)』
パサパサッ…
「ワーッ!待たせたゴメンゴメン!」
『…(どこ行ってたの?)』
「ンー?話してイタヨ!」
多分話していた相手は尊だろう…
でも、よかったこれできいが返答してくれる
「は で な登場だな
さっさと理由聞かせてくれや」
「?」
『(そこの鬼殺隊士に聞かれたの
私がどうして喋らないか)』
「アーッ!A任せテ!
A喋らナイ…私が変ワリ!」
「私たちは喋らない理由を聞いているんですよ?」
『(御館様に本題教えてと伝えて)』
「ワカッタ!
本題ホンダイ!ワカラナイオシエテ!」
「きいかな?その様子だと話は終わった様だね…
そこにいる鬼殺隊士は竈門炭治郎といってね
人間を喰わない襲わない鬼を引き連れているらしいんだ」
『(本当に…?)』
「本当に?ダッテ!」
「嗚呼…それに炭治郎は鬼舞辻無惨と遭遇している」
そう御館様がいうと柱全員が唖然とした
私達が憎んでも憎みきれない鬼を生み出した本人…
鬼舞辻無惨…
「ほ、本当か?!見た目は場所は?!
頸を切ったのか?!」
と炭治郎君へと質問が飛び交う。
「…シーッ」と御館様が人差し指を口元に当てれば
静かになり頭を下げた。
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作者名:月紅 | 作成日時:2022年3月3日 20時