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44話…産屋敷耀哉side ページ46




私の子供達の中に鈴峯Aという子がいる。




十何年前だったかな?


入れる筈のない屋敷に1人でフラフラと入ってきてね
あまねと一緒に驚いてしまった



彼女が言うには“目に数字が刻まれていた”何かが
母と父を食っていた…と。

悲しんでいると言うより怯えた感じではあったから
もしかしたら良くない関係性だったのかもしれない

そして彼女が遭遇した鬼は恐らく“上弦ノ鬼”。




それからなのかな?

次に会った時…最終選別の後だね


この子は鬼殺隊になったばかりの時…
刀を貰って直ぐに下弦ノ参を倒した。

倒した後気絶をしていた様だった

蝶屋敷に運ばれ彼女が起きた時治療を受けず
直ぐに任務へと向かった。


後々聞くとどうやら昔の事を夢に見ると
倒れてしまうらしい…



そして今日久しぶりに君は倒れてしまったね
初めてだった…私の様に吐血をしていた。

勿論私たちの子では無いから違うと思うけど
もしかしたら近しい関係性なのだろうか?

生き残りが居たのか…?



だとしたらその状況下で柱になった君は
柱以上の存在となるだろう




Aは皆が思っているより良い子なのだけど
極度の人見知りで仲間を作れない。

私がどうにかする方法もあるけど
君から仲間になって欲しい

だから今回 合同任務にしたんだ
勿論天元とAには内緒でね

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作者名:月紅 | 作成日時:2022年3月3日 20時

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