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32話 ページ34





『灰の呼吸 伍ノ型 灰搔き』


的に向かって呼吸を使うと的は灰のように消えていった




呼吸は多分上手く使えている…
前より強くなっているのは自分でも実感している
だけどまだ足りない。






『スーッ…フーッツ…』



呼吸を整え刀に力を念を込める


辺り一面は静かで私一人しかいない

『独り…独りで鬼を片付ける…』







出来る私になら…今の私なら…


『灰の呼吸 壱ノ型 灰噴火

みだ…ゴホッゴホッ…ガッ…』



フラッ…ドサッ

と私は倒れ込んでしまった



まだ力が足りない…
やっぱり今の私には何かが足りないのね


集中力と精神力を鍛えつつ刀を振ろう



鬼に気づかれない程静かに刀を振る
そうすれば私でも上弦に、勝てる


『静かに…静かに…





灰の呼吸 肆ノ型 灰土固め』




あんなにドサッと煩かったのに全身の力を抜き
刀を振るえば静かに凛と振るう事ができた



バッッ…

『(誰かいる…)』


「うむ!素晴らしい集中力そして判断力」

『(どうしよう…きい…)』





「アァ?何でコイツ喋んねぇんだ?」

「おい伊之助!Aさんに失礼だろ!」



「炭治郎知り合いなの?」

「柱合会議の時にあったんだ」



「え…この子が塵柱の…?」


「君はまだ喋れないのか?」




ドクッ…と心音が鳴り響く


緊張…?恐怖心…?
なのか心臓の音が早く鳴る





ガラッ…

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作者名:月紅 | 作成日時:2022年3月3日 20時

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