検索窓
今日:52 hit、昨日:16 hit、合計:151,467 hit

19話 ページ21





「わ!おかえりなさい…」


『ただいま尊…

あ…そうだ明日久しぶりに道中に出る事になったの
貴女も見に来る?』


「見たいけど…」


『まあ“蕨姫花魁”も見ているでしょう…

そうだ…!鯉夏か女将さんの隣に居たら?』

「鯉夏花魁!鯉夏花魁会いたい!」


『ふふ、じゃあ頼んどきますね』

「じゃあ明日は忙しい…?」


『それはどうでしょうね…
でもお昼から遊郭に向かうと思うわ

他の子達の支度もあるからねぇ…』


ツンツン…


『どうしたの?きい』

「見回りノ時間ダヨ?」


『もうそんな時間だったの…』
時計の針はすっかり二十二を指していた。


「あ、あの!」


『どうしたの?尊』

「わたしもお散歩着いていきたい…」



困った…。

勘違いしているみたいだけどお散歩ではなく
鬼がいるかいないかの見回り…


『怖い人達が居ないか確認しに行くのよ
連れて行けないわ』


「でもきいだけズルいです!」

『うーん…』


この子は十にもなっていないから
まだ未来があると言うのに…

かと言って尊を死なせたくないし…


「見回りノ周辺…杏寿郎達イル
連れていくカ?」


『杏寿郎達というのは…?』


「今杏寿郎、竈門兄妹、善逸、伊之助が合同任務
無限列車で四十名ユクエフメイ。」


『しょうがない…藤の花を付けていきましょう』

「いいんですか?!」


『今回だけよ。私から離れないでね』


「やったー!は〜い!」

20話→←18話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
276人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月紅 | 作成日時:2022年3月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。