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13話 ページ15




「あ、Aさんみて!これ可愛い!」



『あら本当ね…尊に合いそうな帯ね


女将さん此方1つ下さるかしら?』


「あんた偉いべっぴんさんだねぇ…
はいよ…!」

「いいの…?高いよ…?」


『貴女が気にする事じゃないわ
それに私偉い人だものね?』


「わ〜っありがとう!Aさん!」


『いいえ!次はどこに行きたい?』

と尊が行きたい場所に連れていった。
お金は鬼殺隊分と花魁分もあるので困ってはいない。


パサッ…


『(どうしたの)』


「ぃタ…200mサキ…」


『尊ちょっと、私の前に隠れていてね』

「は、はい!」





コツコツ…




柱にしろ誰にしろこの姿を見られるのは非常に不味い


『(行ったら教えて)』

ドクンドクンと心臓の音が五月蝿い


「ン!もう大丈夫!」

『…よかっ』


「お…」

『あ…』


もう平気だと思い喋ろうとしたその時
私の前に現れたのは




音柱…宇髄天元さんだった。

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作者名:月紅 | 作成日時:2022年3月3日 20時

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