五枚目 ページ7
更新遅くてすみません！！
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No side
その日、夏目はニャンコ先生こと斑を連れて森にやって来ていた。
ニ「おい夏目、何故こんな場所に来ている。」
夏「さっきも話しただろ、先生。
会いたい人がいるんだ。」
ニ「まさかまた妖ではないだろうな。
全く……お前は何故すぐそうやって面倒事に巻き込まれるのだ！」
騒ぐニャンコ先生を無視し、夏目は森の中をどんどん進んでいく。
そこでふと足を止めた夏目は、辺りをぐるりと見回した。
二人がいる場所は驚く程静かで、鳥の鳴き声すらも聞こえない。
夏「なんというか……何もいないな。」
ニ「ん？………おい夏目。
さっき通った道が無くなってるぞ？」
夏「えっ！？」
慌てて振り返ると、さっきまでそこに確かにあった筈の道は草木に塞がれて無くなっていた。
夏「まずいな……早く戻らないと。」
ニ「あまり長時間いると厄介な奴に見つかりかねんからな。」
そう言って歩き出したはいいものの、何処へ行っても、どれだけ歩いても同じ場所に帰ってきてしまう。
夏「はぁ……はぁ……どうなってるんだ？」
ニ「ふむ、どうやら完全に妖の空間に入ってしまったようだな。
出たいならこの空間を司る妖を見つけて、私達を出させるしかない。」
夏「え………誰かここにいるのか？」
ニ「当たり前だろう！
だが、そいつに話が通じるかどうかは分からんぞ。」
夏「その時はニャンコ先生が助けてくれ。」
ニ「何ー！？」
と、二人が会話をしていたその時。
不意に近くの茂みがガサッと音をたてた。
夏「っ！誰かいるのか？」
？「人の子がここに来るなんて珍しいですね。」
？「祓い屋ではない……なら、誰ですか？」
姿を現したのは、夏目が夢で見た二人組と全く同じ姿の子供。
面から覗く紅い瞳は、真っ直ぐに夏目を捉えている。
夏「君達は……」
？「おや、夏目様ではないですか。」
？「こんな所で何をなさっているんですか？
友人帳を持つ貴方様が、こんな場所へ来たら危ないのでは？」
夏「あ、あぁ……実は＿＿」
事情を説明すると、二人は同じタイミングで頷き、同じタイミングで東の方角を指さした。
？「振り返らずにあちらに真っ直ぐ進めば、この空間から出る事が出来ます。」
？「主様に会いたいという願いですが、生憎主様は眠っておられるのです。」
？「主様が起きたら、貴方様が来たことをお伝えしておきます。」
？「それでは、また。」
夏「……」
会話を強引に終わらせられてしまい、夏目は渋々言われた方へ歩いていった。
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紅キ霧雨 - みたらし団子バカさん» お待たせしてすみません！ (2018年10月16日 9時) (
レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - 壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» ありがとうございます！！夏目良いですよね！亀更新ですが、頑張らせていただきますね！ (2018年10月16日 9時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 更新されてる！ (2018年10月14日 17時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - ☆押しときました！夏目友人帳大好きなので！更新頑張ってください応援してます！ (2018年10月13日 8時) (レス) id: db7414564c (このIDを非表示/違反報告)
紅キ霧雨 - 朝霧 狂香さん» 初めまして！嬉しいコメントありがとうございます！更新遅くて本当に申し訳ないです(´・ω・) (2018年9月25日 14時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
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