私の親戚は最低だけど強い３【伏黒甚爾】【呪術廻戦×鬼滅の刃】

見学 ページ27

『呪霊操術 ペガサス』

バサッと白い羽根をしたペガサスが現れた。

生徒たちからはおお〜という声が聞こえた。

順平を担いでペガサスに乗せ私も跨る。

『じゃあ潔高は休んどいてね。みんなも特訓頑張ってね』

ペガサスが羽根を羽ばたかせ飛んだ。

順平は空の世界に驚いている。

順「すごいです！」

笑みを浮かべながら目をキラキラさせていた。

うん、連れて来てよかった！

『順平はさ家に宿儺の指を置いたの誰だと思う？』

順「、、、あいつじゃないんですか？」

そう言った順平からは沸々とした怒りを感じられた。

『違うよ。宿儺の指は金持ちとか関係なく手に入れられる代物じゃあない。
特級呪物だから一般人は普通触れない。
学校に魔除けとして保存してあることもあるけど呪霊のことも知らないようなただの金持ちが指を見たところで何かもわからないと思う』

順「じゃあ誰が母さんを⁉︎」

『未登録特級呪霊真人、コイツしかいない。否、コイツらしかいない』

順「そんな！なんで母さんを、、、」

『わかんないよ。でも特級呪霊だから今の順平じゃ倒すことができない。順平の可能性はまだまだある。この空みたいに。だから頑張れ。
強くなれ。そしたら無下に命を奪われることなんてない』

順「、、、はい」

順平はショックを受けているようだ。

相手の策略に見事にハマり母を殺されたためだろうか。

確実なのはあっちは悟の殺害と悠仁、いや宿儺を仲間にしようとしていることだろう。

悠仁が狙われているのは確実。

悟が殺されることはないだろう。

順平は黙りこくり私は色々と考えていた。

いつの間にか任務先につきペガサスをしまう。

墓地だったが人がいないし草がぼうぼうで誰も来ていないということはわかる。

雑魚を含めすごい量だ。

悟が嫌がるのもわかる。

悟は広範囲の技が多いため一気に祓えないから面倒臭いのだろう。

特級に任せるような任務ではないのもわかった。

悟は多分四徹ぐらいで傑もほぼ四徹、私が一昨日休んだ感じだ。

嫌がらせがすぎると思いながらも順平を連れて墓地に足を踏み入れた。

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