▽ ページ35
「大変な失礼を…！」
「いーからいーから。新しい当主様、かわいーべ？」
「うん、めっちゃかわいい！おれもけっこんしたい！」
「！！！！！」
「DAHAHAHAHAHAHA！！」
ジェシーも俺らも大ウケだったんだけど、お父さんもお母さんも土下座しそうだったから
朔太をぐいっと抱っこする。
「サク。お前、とーちゃんとかーちゃん困らせんな？」
「そーりゅーのにーちゃん、おれもいっしょにいきたい！！」
「話し聞け(笑)」
「ダメに決まってるだろ！結界の見回りをされてるんだよ！？お召し物を汚すから下りな！！」
「へーきへーき。抱っこくらいへーき。でも、一緒に行くのはごめんな。今日は
お嬢のご案内だからな。」
「ちぇー。」
「朔太！！」
合間合間にお母さんが怒鳴りつける声が響き渡る。
「次にこうやって会ったときは、連れてってやるよ。」
「やくそくだよ！」
「ああ。男の約束。」
朔太をよっこらしょ、と降ろすと、今度はお父さんにげんこつをもらっていた。
「じゃあ、お邪魔しました。」
北斗がそう言って、会釈をする。
それに合わせて俺らも小さく頭を下げた。
「にーちゃん、ねーちゃん、またねー！！！」
「朔太！！！」
大きく手を振る朔太に、俺らも大きく手を振って。
次の祠に向かって歩き始めた。
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月華(プロフ) - 凪さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて何よりです！引越し先にも是非遊びにいらして下さい(* 'ᵕ' )☆ (2022年10月16日 20時) (
レス) id: 86be01ea37 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - この作品大好きで、いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年10月16日 9時) (レス) id: 789ab475c3 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - おむらいすだいふくさん» こちらではなかなかイチャイチャ要素を持ち込みにくいので、別作品を書き始めてしまいました(笑)こちらでも書けるときには頑張って書きますね。 (2022年10月12日 0時) (レス) id: 1c32e2fa67 (このIDを非表示/違反報告)
おむらいすだいふく(プロフ) - 月華さん» 更新ありがとうございます！個人的に樹くんとのイチャイチャがもっと見てみたいです！笑 (2022年10月11日 7時) (レス) id: 5efa7bbe3f (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - おむらいすだいふくさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけて良かったです。お話はまだまだ続きそうです。ぜひ楽しんでいってください。ありがとうございます！ (2022年10月9日 19時) (レス) id: 1c32e2fa67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華
| 作成日時：2022年9月23日 22時
