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弟を見た時、俺は全てを思い出した。
「あれ、ここ、ツイステの世界じゃね?」と。
そして、俺は鼻血を吹き出しながら後ろにぶっ倒れた。
俺の名前はA・シェーンハイト。地球の日本という国で生きていた記憶がある3才児だ。
「A、大丈夫?全然目覚めないから心配したのよ」
「ママ」
あの後、俺は知恵熱で寝込んだ。熱でぼんやりする頭を撫でて心配する美しい女性は俺の母だ。産後なのに余計な心配をさせてしまった。申し訳ない。
「なにか食べたいものはあるかしら?」
「プリン!」
3歳児らしく元気に答えると母は笑って「パパに買ってきて貰おうね」と言って、俺の頬にキスをして部屋から出ていった。
「・・・っ、はぁ〜」
ベットに横になり、ため息を吐く。
これからどうしよう。
この記憶が本当なら、俺はいわゆる転生ってやつをしてしまったらしい。しかも、夢と魔法のディ○ニー提供のスマホゲーム、ツイステッドワンダーランドの世界に。
おまけに名字がシェーンハイトときた。弟の名前はまだ聞いてないが、これはヴィル・シェーンハイトで間違いないだろう。
ということは、だ。
俺はヴィル・シェーンハイトの兄になったということだ。
「え、は?は??」
脳が理解を拒絶し、処理が追い付かずオーバーヒートして、俺はまた寝込んだ。
ヴィル・シェーンハイトの兄になったが弟が美しすぎて直視できない
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木犀 - まさに俺得…続き待ってます (10月29日 23時) (レス) @page7 id: 68b438f60e (このIDを非表示/違反報告)
あほ - 最高です!再新楽しみ!いつでも待ってます! (2021年6月4日 20時) (レス) id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
七夏(プロフ) - めっちゃ面白いです!続きを楽しみに待ってます! (2021年3月30日 19時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - この話面白すぎます!私も去年受験生でした。焦らす深呼吸をし、自分の実力が精一杯発揮できるよう頑張って下さい!!陰ながら応援して居ます (2021年3月10日 17時) (レス) id: b3f6b0ccbc (このIDを非表示/違反報告)
冬猫(プロフ) - 楽しく拝見させてもらっています!受験って緊張しますよね、私も去年そうでした。でも、焦らず深呼吸をしてみたら少しは緊張がやわらぐと思います。受験頑張って下さい!応援してます!あなたの小説のファンより (2021年2月23日 1時) (レス) id: 1c44646dd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゲイザーが美味しく焼けました | 作成日時:2021年1月12日 6時