５話 ページ6
ﾊﾟﾘﾝと何かが割れるような音と共にゲームはスタートした。
暗号機は変わらず五台
六人も居れば目を離した隙に全て解読されてしまう。
占い師のイライ･クラークはそう思っていた。
しかもチェイスを得意とする者が多い上に、トレイシーの
特設ルールのせいで、一人脱出でサバイバー側の勝利にもなる。
確実にサバイバー側が勝てるゲームなのだ。
しかし
「まずいっ…ウィリアムが吊られたっ…」
開始二十秒でウィリアムが吊られたのだ。
私の側へ走ってきたナワーブも激しいダメージを受けている。
イラ「どうしたんだ、こんなになって」
ナワ「気がついたら居たんだよ！
解読してる真後ろにっ！！」
話を聞くと心音もしなかったらしい。
ナワーブの治療をしている間に、ウィリアムを助けに行ったナイエルも吊られていた。
イラ「…桁違い過ぎだろっ……」
ナワ「助かった…俺は救助に行ってくる
何かあったらサポート頼んだ」
あぁ…と応える間もなくナワーブは去っていった。
気付けば、一台の暗号機の解読が終わっていた。
それと同時に、ウィリアムはロケットチェアで飛んでいった。
(展開が早すぎる)
ｺﾞｰﾝと低い鐘の音が鳴り響いた。
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ももも(プロフ) - 更新待ってました！(o^^o)今読んでいる小説の中で一番更新を楽しみにしています！(ルキノさん大好き)これからも作者さんのペースで頑張ってください！ (2020年4月26日 8時) (
レス) id: c0cfac9697 (このIDを非表示/違反報告)
猫夜桜((シラキ - ありがとうございます、いやもう本当にありがとうございます、ルキノさんの小説って中々無いのでとても嬉しいです。あー、もう推し(ルキノ)が尊い...！ (2020年4月2日 4時) (レス) id: 27d48dc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海馬 香鷹 | 作成日時：2020年3月19日 23時
