20話 ページ21
『へぇ…庭があるのね』
ルキ「あぁ、人の出入りは少ないがな」
『穴場ね、今度一緒にお茶しましょ!』
ルキ「勿論だ」
他の皆はゲームだゲームだとバタついている中、この二人の間にはなんともゆっくりとした時間が流れている気がする。
『昔はこんなにゆっくり出来なかったものね…なんか初めての感覚だわ』
ルキ「今は今、昔は昔だ。
嫌なことは忘れればいい、今を楽しめ」
『何だかその言葉、前にも聞いたことがある気がするわ』
ルキ「言った覚えはある」
『ふふっ…今も昔も、ルキノと一緒の時間は幸せよ』
射し込んできた光がAを照らす。
白い肌と一部の髪、そして黒々とした美しい髪が際立つ。
「アウッ」
『あら、おかえりなさい
そしたらもっと毎日が楽しくなるわ!』
彼女が楽しそうだからか、
ルキ「
「グルルルル」
ルキノに撫でられて尻尾をブンブンと振り回す。
この二人(?)の関係もとても深そうだ。
『あ!ヘレナだわ!!』
庭でぼーっとしていたヘレナの元へAは走って行った。
ルキ「お前だけにAを任せきりにして悪かったな」
「ガウ」
ルキ「…アイツを守ってくれてありがとう」
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ももも(プロフ) - 更新待ってました!(o^^o)今読んでいる小説の中で一番更新を楽しみにしています!(ルキノさん大好き)これからも作者さんのペースで頑張ってください! (2020年4月26日 8時) (レス) id: c0cfac9697 (このIDを非表示/違反報告)
猫夜桜((シラキ - ありがとうございます、いやもう本当にありがとうございます、ルキノさんの小説って中々無いのでとても嬉しいです。あー、もう推し(ルキノ)が尊い...! (2020年4月2日 4時) (レス) id: 27d48dc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海馬 香鷹 | 作成日時:2020年3月19日 23時