喉が痛い・・・2[伊之助] ページ37
〜〜蝶屋敷(寝室)〜〜
喉の痛みで咳がだんだんとヒドくなったAはしのぶの指示通りに寝室で布団を敷いて身体を休んだ。
A「ゴホッ、ゴホッ・・・・・・・・・」
布団の中に入ったAは目を閉じようとしたら、山から帰ってきた伊之助が障子を開けた。
伊之助「喜べ!!Aっ!!今日はツヤツヤのドングリを大量に拾ってきてやったぞっ!!!」
A「ゴホッ、ゴホッ・・・伊之助、お帰り・・・」
伊之助「あ?何だお前?風邪引いてんのかァ?」
A「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ・・・・・・うん。さっき、しのぶさんに診てもらっから部屋で休んで安静にしろって言われて・・・一応、薬とかのど飴を貰ったけどね。」
伊之助「へっ!風邪を引くなんて情けねェヤツだなっ!?俺なんて風邪なんか引いたこともねェんだぜェ!!どうだ?!すげえだろっ!?」
A「ゴホッ、ゴホッ・・・・・・うん・・・伊之助は本当に凄いよ。」
伊之助「だろっ!?しゃあねえから、俺が向こう行って布団を持ってきてやる!それまでそこを動くなよっ!?」
A「ゴホッ、ゴホッ・・・ありがとう。伊之助・・・」
その後に伊之助が私に掛け布団を何枚か持ってきてくれたり夕飯の卵粥も持ってきてくれた。
夕飯の卵粥を食べた後に薬を飲んで寝てる時も伊之助が朝まで私を看病してくれた。
数日後、伊之助が今まで看病してくれたお陰で喉の方は大分良くなった。
ありがとう。伊之助・・・・・・・・・
つづく
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