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希望?[無一郎] ページ12

「僕さ、しのぶさんと話してると楽しい」



「そうなの? 嬉しいこと言うわね」



無一郎は最近…紗音とは話していない



紗音は、少し嫌な気持ちになっているそうだ




「ねぇ、伊黒さん」




「紗音どうしたんだ?」




「最近無一郎が、全然話してくれない」




「…嫉妬だ」




「嫉妬?……あぁ」





「無一郎と他の女子が喋っているのを見て、嫌とかの気持ちとかなってないか?」





「なってるね」





「じゃあ、嫉妬だな」




「ありがと」




紗音はこの感情




それが『嫉妬』だと教えてもらった




無一郎は私に話をしてくれない





少し嫌だった




嫉妬




この感情に終わりという言葉はあるのだろうか?

真夏の夜空と蛍の光[伊之助]→←雨宿りと虹2[伊之助]



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作者名:黒魔霊歌&遥 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月13日 18時

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