雨宿りと虹2[伊之助] ページ11
〜〜とある山奥(洞窟の中)〜〜
ザァァァァ・・・・・・・・・(大雨。)
A「雨、なかなか止まないね。」
伊之助「ーーーあぁ。」
Aはそう言って、雨で濡れた髪を手縫いで拭きながら雨空を見上げてる。
A「・・・・・・伊之助も雨で濡れてるんでしょ?手縫いで拭かないの?」
伊之助「あ?俺は雨だろうが水たまりだろうが体中に濡れてもへっちゃらだぜっ!?」
A「いや、そういう問題じゃ・・・?そんな濡れたままだと風邪引くよ?」
伊之助「俺は風邪なんか引かねェ!!」
俺は風邪なんか引いたこともないと伊之助が声を上げながら言い張ってる瞬間・・・・・・・
A「・・・・・・・・・あれ?雨が止んだ?」
伊之助「あ?」
Aと伊之助が外を見上げると、さっきまでの大雨がウソみたいに止んだ。
伊之助「・・・・・・・・・うおっ!?おい!見ろ!A!虹だぞっ!?」
A「虹?」
伊之助が指を刺してる方向を見ると山の向こうに虹が見えた。
A「ーーーホントだ。綺麗・・・・・・」
雨が上がってるうちに私と伊之助は山に下りて無事に蝶屋敷に帰れることができた。
土砂降りの雨の中で大変な目にあったけど・・・・・・
私としては伊之助と虹が見れたのが嬉しかった。
また2人で一緒に山に行きたいな・・・・・・
つづく
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ