７話 ページ8
次の日。私はライブ会場に行った。
『…ごめんね、エース…私やっぱり…悪い子になろうと思う』
ステージの上に立って、そう呟く。あの時エースが、背中を押してくれたのはありがたかった。でも
この時代は、私が望んだものじゃない。あの日の記憶を辿るたび、私はそう思った。
私が１０歳の時、ウタはエレジアに来た。風の噂によると海賊に捨てられたらしい。当時ウタは９歳
という年齢。私は少しでもウタに会いたくて、いつもウタが練習している楽屋に忍び込んだ。そして
私はウタにこう言ったのだ。
『ウタ！良かった、無事だったんだね！』
ウタ「誰？」
でもウタの目は、とても冷たかった。
『貴方の…お姉ちゃん、だよ…』
希望を持ってそう言うと、帰ってきたのは冷たい言葉。
ウタ「もしあんたが私のお姉ちゃんなら、どうしてシャンクスのところにいなかったの？」
シャンクス？
『それは、ウタが２歳の時に海賊に攫われて…私も３歳だったから…何も出来なかった』
ウタ「…私の家族は…シャンクスと赤髪海賊団のみんなだけ」
私はその言葉に、絶望を感じた。ウタがいなければ、私は１人。
『…ごめんね…ウタ』
自然と涙が出てくる。
『…こんなお姉ちゃんで…ごめん』
でも大丈夫…私はこの時代を変えるから。
変えてみせるから！
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立川愛理(プロフ) - 面白かったので続きを是非書いてください。完結まで是非書いてください。 (2022年11月17日 22時) (
レス) id: 48f2d0542c (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - ありがとうございます！頑張っちゃいます！ (2022年9月1日 17時) (レス) id: 16322090dd (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 胡桃さん» お答え頂いてありがとうございます！了解しました！！これからのお話の続きも、楽しみにしております！！ (2022年8月31日 16時) (レス) id: 1141f035c0 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - はい！エース救済にしようかと思っています！ (2022年8月31日 16時) (レス) id: 16322090dd (このIDを非表示/違反報告)
こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 質問失礼します！こちらの作品は、エース救済作品ですか？ (2022年8月31日 5時) (レス) id: 1141f035c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2022年8月15日 12時
