お母さんごめんね、タイトル買ってくるの忘れちゃった…え、そしたら今日の夕飯作れない!?今すぐ買ってくる!!← ページ10
数分後…
女郎「…」
オロチ「…あの、女郎蜘蛛さん?」
只今の状況
女郎蜘蛛がオロチの左腕を握っている。
女郎「…心配する事は無いわ、ちょっとした状態異常よ」
琥珀「なんだ、良かったあ…」
女郎「人間で言うインフルエンザみたいなモノね。痛みは酷いし、見た目も不気味だけど軽い病気よ。暫くすれば、痣も消えて元通りになるわ」
土蜘蛛「そうか。夜遅くにすまなかったな、女郎蜘蛛」
コンコン
ヒカリ「……」
オロチ「ヒカリ…俺は大丈夫だ、安心して寝ていろ」
兄が弟をあやす様に、オロチは優しく微笑んだ。
琥珀「ヒカリ、影オロチは?」
ヒカリ「寝ちゃった…」
ヒカリオロチ自信も眠いのだろう、とろんとした左目を何度も擦っている。
土蜘蛛「どうした。怖い夢でも見たのか?」
ヒカリ「…」
少し顔を赤くして、ヒカリオロチは頷いた。
オロチ「移るといけないし、俺は一緒に寝てやれんが…」
女郎「あら、じゃああたしが行こうかしら?」
琥珀「え、それはちょっ_何でもないです」
忘れてた。
女郎蜘蛛、男だった。
* * * * * * * * * *
『__、早く!』
『待て…ッ!今度こそ逃がさねぇぞ!』
『オロチ、もうすぐ後ろまで来てる!!』
『くそっ、追い付かれる…!』
ギラッ
『…ガッ、は……ッ!!』
『…__!__!?しっかりしろ!』
『ぐ…あ……あぁ…!』
『__!__!__……』
琥珀「ハッ!!」
ボ━━━━━━━━━ン……
_ゆ、夢?
汗と涙でびしょ濡れになった髪をかき上げ、辺りを見回す。
深夜壱時。不気味な程暗く静まり返った部屋は、いつも暮らしているあの部屋とは思えないほど恐かった。
琥珀「…………」
* * * * * * * * * *
コンコン
女郎「ん……琥珀?」
琥珀「あの…女郎蜘蛛さん…」
一緒に寝てほしい…とか恥ずかしくて言えん
女郎「…少し狭くなるけど、それでも良い?」
琥珀「!…お、お願いします……」
布団に入るとき、影オロチとヒカリオロチの寝顔が見えた。
天使、いやもう神様だった。←
taitor?watt?ワタシソンナノシリマセーンジブンデサガシテクダサーイ←←→←タイトル…タイトル…うーん?おっかしいなぁ、此処に置いといたハズなのに…ハッ!!もしかして…逃げた!?←
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オシュアラヴァー - 次回から4巻目ですね。4巻目はどんなタイトルにします? (2015年12月11日 3時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
浄羅河 ケイ - 私、八八神さんの文章、心地良いかんじがして好きです。活動、応援しています! (2015年11月26日 23時) (レス) id: 29e97fc42f (このIDを非表示/違反報告)
オシュアラヴァー - 上下ヒョウガ@肩ぶっ壊れたワロエナイさん» 空きスペースが少なくなってきました。第三段もラストスパートですね。第四段か最終段階か、次回はどっちにします? (2015年11月11日 1時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
オシュアラヴァー - それは、作者であるヒョウガさん次第ですね。続きはこみゅーか、もなちゃとあたりでしませんか? (2015年11月10日 2時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
すうな@不登校になりたいロリショタコンです(プロフ) - オシュアラヴァー@本作の百鬼えんらのデビューはマシなようですさん» 私は作者さんに言ってるんですよ?※ここから作者さんへ 映画第二弾見に行くことになりました嬉しきかな。第一弾見てないのでひゃっほぅです!バスターズ、月兎組が出るそうですね!ひゃっほぅです!(二回目) (2015年11月7日 18時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
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