貴「なあオロチ、俺達ってもう結婚してるも同然だよな。だから今日からお前天宮オロチな」ﾄﾞﾔｧｧ←オロチ「そうですかくたばれ。」【第三段】

明け方 ページ40

オロチ「A、A」


「……んー……何？」


オロチ「風呂行くぞ、起きろ」


「えー、もう〜？分かったよ……」


まだ眠いのに……


…あ、言っとくけど男湯と女湯は分かれてるからな！変に期待するなよ！


作者(メメタァ…)


「じゃあ俺、15分くらいであがるから」


オロチ「おう」


「……ふう」


そう言えば、最近ろくに風呂に入ってなかったな。まあ、バタバタしてたし…


「あれ…ふぶき姫と百鬼姫の着物だ」


先入ってるのか。早いな…


ガラッ


「しつれーしまーす」


ふぶき「あら、A」


百鬼姫「Aにしては早いな」


「オロチに起こされたんだよ〜」


ふぶき「そりゃ災難ねぇ」


軽く髪を洗って体を流して、湯船につかる。


「あったけー」


百鬼姫「知っておるか？実はな、この風呂を沸かしているのは激ドラゴンの怒りの炎らしいぞ」


ふぶき「ウソー！」


「あいつ火ィ吹けたっけ？」


百鬼姫「本当じゃ。ちなみに本家の風呂はキュウビが沸かしておる」


ふぶき「おかげで熱すぎるのよ。だから私達はお風呂だけ元祖の方で入るの」


「そっか、ふぶき達は本家側だもんね」


ふぶき「そーよ、本家じゃ名の知れた良家の娘なんだから！」


ガールズトークに花を咲かせていると、外からヒカリオロチの声がした。


ヒカリ「ふぶきー、まだー？」


ふぶき「ごめーん、今でるよー！」


「なんでヒカリオロチ？」


ふぶき「あれ、言ってなかったっけ？




私、ヒカリオロチと付き合う事になったの」


カポーン……


「「…………ええええええええ！？」」


どさくさに紛れて…って言うかいつの間に！？


「ヒカリんったら男前ね…！！」


百鬼姫「庄ちゃんったら冷静ね見たいに言うで無い」


ふぶき「百鬼、それ違うアニメ。」

白昼夢の怪→←【番外編】似て非なるもの

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す