宴の後 ページ38
女郎「いやー楽しかったわねー!」
オロチ「あ、片付け手伝います!」
ふぶき「いーっていーって、あんたはAと一緒に居なよ」
「うへぇ!?俺!?」
ヒカリ「そーそー、邸に戻ってゆっくりしてていーよ!」
土蜘蛛「我々は片付けを終えてから戻るから、明日の朝まで帰らんぞ」
オロチ「そそそそんな…い、いいですって…」
ふぶき「でも、Aは結構乗り気みたいよ?」
「いやいやそんなことないってててて」
影オロチ「…兄上と一緒に居るのが嫌なのか…?」
「いやね、そういう訳じゃ全然無いんだけど…その、何て言うか…心の準備?がまだなので」
ぷ ち っ
…あー今嫌な音したわ。俺終わったわー…
オロチ「宴の後片付けは頼みました!では、お先に失礼致します!」
「ちょっ、拒否権無しかよォォォ!!」
^ω^ω^ω^ω^ω^ω^ω^ω^ω^ω^
オロチ「ただいまー」
「…あの、オロチさん…」
オロチ「さて、俺は風呂に入るので好きに行動してて良いぞ!」
「えーっ!?」
ぱたぱた…
「行っちゃったよ…」
自由に行動してていいって、ゲームじゃないんだから。
「…ふう」
なんか、色々あったな。
大ガマと土蜘蛛が呑み比べしてたり、女子会に何故か女子じゃない人まで混ざってたり、酔った大ガマに殴られた大やもりが気絶したり…
…あ、あと、オロチと付き合うことになった…り
「…あーもう!お腹すいた!」
そういえば、色々ありすぎて肝心のお弁当を全然食ってなかった。
「台所におかず余ってねーかな…」
で、台所。
「あっ、栗きんとん残ってる!」
_ん?
何か紙が置いてあるな…メモ?
「えっと…百鬼姫の字だな。なになに…」
V.D ちょこ
女郎蜘蛛 一緒に
「えーと?ぶ、ぶいでぃー?ちょこ?」
んー…分かんない!
オロチ「上がったぞー」
「え!?早くない!?てか何で後ろに居るんだよ」
オロチ「だって他に誰も居ないし。ん、その紙なんだ?」
「えっとな、多分百鬼姫の。それで、このぶいでぃー?ってなんだ?」
オロチ「VD?ああ、バレンタインのことじゃないか?」
「へー…あ、なるほど。『バレンタインのチョコを女郎蜘蛛と一緒に作る』ってことか!」
え、まだまだ先だろ、バレンタインって!
オロチ「お前は俺にくれないのか?」
「まだ全然先の話だろーが!」
…でも、考えてみても良いかも。
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オシュアラヴァー - 次回から4巻目ですね。4巻目はどんなタイトルにします? (2015年12月11日 3時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
浄羅河 ケイ - 私、八八神さんの文章、心地良いかんじがして好きです。活動、応援しています! (2015年11月26日 23時) (レス) id: 29e97fc42f (このIDを非表示/違反報告)
オシュアラヴァー - 上下ヒョウガ@肩ぶっ壊れたワロエナイさん» 空きスペースが少なくなってきました。第三段もラストスパートですね。第四段か最終段階か、次回はどっちにします? (2015年11月11日 1時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
オシュアラヴァー - それは、作者であるヒョウガさん次第ですね。続きはこみゅーか、もなちゃとあたりでしませんか? (2015年11月10日 2時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
すうな@不登校になりたいロリショタコンです(プロフ) - オシュアラヴァー@本作の百鬼えんらのデビューはマシなようですさん» 私は作者さんに言ってるんですよ?※ここから作者さんへ 映画第二弾見に行くことになりました嬉しきかな。第一弾見てないのでひゃっほぅです!バスターズ、月兎組が出るそうですね!ひゃっほぅです!(二回目) (2015年11月7日 18時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ