突然ですが、貴女達の日常からタイトルを奪わせていただきまーす★← ページ19
琥珀「くぁwせdrftgyふじこlp?」←
土蜘蛛「おい」
おっと、口が滑った。←
琥珀「ゴホン…えっと、魄介とか言う奴から聞きました…」
土蜘蛛「……………魄介?」
そう言った彼の顔は、一瞬、幼い子供の様に見えた気がした。
土蜘蛛「本当か?」
琥珀「え、あ、はい。でも、オロチの話と会わせると矛盾してるんです」
話していた間周りは寝ていた筈なのに、皆は起きてゲラゲランドに遊びに行っていたということ_
魄介が、妙に土蜘蛛の過去について詳しかったこと_
他にも、琥珀は自分がおかしいと思ったことを全て土蜘蛛に話した。
土蜘蛛は終始黙って聞いていたが、その瞳は涙で濡れていた様に見えた。
琥珀「…こんな感じです」
土蜘蛛「…そうか…魄介が…」
熱くなる目頭を押さえ、土蜘蛛は静かに話し始めた。
土蜘蛛「…魄介は、夢を操る妖怪…お前が見たのは、魄介が魅せた夢だったんだ」
人間の母上と妖怪の父上の間に産まれた私は、幼い頃はいつも周りから虐められていたんだ。
異端だ、異端だって。
怪我だらけになって帰ってきた私を、母上はいつも暖かく慰めてくれた_
母上はとても優しい人だったんだ。
私のことを心から愛してくれて、父上に叱られて泣いてた私をいつも優しく抱き締めてくれた。
…私を虐めていたグループの中心になっていたのが大ガマで、 私達はその頃から本当に仲が悪かった。酷いときは、髪の毛を切られたり、本を破られたりもしたな。
私が成人するずっと前に、母上も父上も死んでしまった。
親戚の女郎蜘蛛の家に引き取られた。家督は既に女郎蜘蛛が継いでいた。女郎蜘蛛は私よりいくつか年上なんだ。
大将は私が成人するまでは女郎蜘蛛の父が継いでくれた。
魄介は、女郎蜘蛛の家の庭師だったんだ。
語り終えて、土蜘蛛はふうと息を吐いた。
土蜘蛛「…こんな所かな」
昔を思い出したせいか、話し方が若干子供還りしていた。
琥珀「…あの、ところで…今の話だと、オロチ達がまだ_」
オロチ「俺が何だって?」
土蜘蛛・琥珀「うわあああああ!!?」
思わず十歩位後退った。
オロチ「何だよ、俺はお化けか…」
土蜘蛛「あ、いや、ごめn」
琥珀「あーーーっ!と…つ、土蜘蛛さんはちょっとややこしくなるから奥の部屋に〜」
土蜘蛛「えっ、ちょっ」
土蜘蛛さんを引き摺る形で、奥の部屋に連れていった。
オロチがぽかんとした顔で見ていたが気にすることは無い←
大変だー、タイトルが風紀委員に奪われたー(棒)→←タイトル?あ、それなら無くしたけど何か問題でも(威圧)
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オシュアラヴァー - 次回から4巻目ですね。4巻目はどんなタイトルにします? (2015年12月11日 3時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
浄羅河 ケイ - 私、八八神さんの文章、心地良いかんじがして好きです。活動、応援しています! (2015年11月26日 23時) (レス) id: 29e97fc42f (このIDを非表示/違反報告)
オシュアラヴァー - 上下ヒョウガ@肩ぶっ壊れたワロエナイさん» 空きスペースが少なくなってきました。第三段もラストスパートですね。第四段か最終段階か、次回はどっちにします? (2015年11月11日 1時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
オシュアラヴァー - それは、作者であるヒョウガさん次第ですね。続きはこみゅーか、もなちゃとあたりでしませんか? (2015年11月10日 2時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
すうな@不登校になりたいロリショタコンです(プロフ) - オシュアラヴァー@本作の百鬼えんらのデビューはマシなようですさん» 私は作者さんに言ってるんですよ?※ここから作者さんへ 映画第二弾見に行くことになりました嬉しきかな。第一弾見てないのでひゃっほぅです!バスターズ、月兎組が出るそうですね!ひゃっほぅです!(二回目) (2015年11月7日 18時) (レス) id: 2ca1728b48 (このIDを非表示/違反報告)
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