何だって、タイトルが見つからない?…あ、ごめん…それ多分今晩のおかずにしちゃったかも… ページ46
オロチ「ッ…はあ……はぁ……」
オロチは、未だ意識が戻らない彪牙を担ぎながら坂道を上っていた。
しかし…
オロチ「…おかしい……はぁ…とっくに…山頂に着いてもいい頃なのに……」
歩けど歩けど緑、緑、緑。
道が開ける気配すらも無かった。
彪牙「…こが……ねいし…くん、うしろ……」
オロチ「彪牙?……後ろ?」
硫牙「あ、気付かれちゃった?」
20歳位の、背の高い男。
緑髪で、七色に輝く瞳が何とも不気味だった。
彪牙「……りゅ、が………兄さ……」
オロチ「…リュウガ?」
硫牙「おや、覚えていたのか…彪牙」
* * * * * * * * * *
貴「くっ…そォ!」
ガシャガシャッ、ガシャッ
貴「……千切れねえ」
土蜘蛛「千切れる訳無いだろう…」
貴「…そうだ!お前、妖怪の姿になってなんとかなんねぇ?」
土蜘蛛「…鎖に、妖力を奪う術が仕込んである…不可能だ…」
貴「…成す術無し、ってか…」
一時間程経っただろうか…Aは心身共に磨り減っていった。
命の安全をも諦めかけた、その時だった。
「Aーっ!!土蜘蛛様ーっ!!」
「天宮くーん!!」
貴「……オロチ!!彪牙!!」
* * * * * * * * * *
硫牙「ちょ…ちょっとは手加減しようよ…」
案外体の弱い奴で、人間の姿のオロチでも容易く倒すことが出来た。今、廃墟に全力疾走している。
オロチ「Aーッ、土蜘蛛様ーッ!!」
「……オロチー!彪牙ー!」
彪牙「この、声…天宮くーん!!」
やはり、廃墟の方から声は聞こえてきた。
扉を蹴破り、叫ぶ。
貴「オロチ!!」
オロチ「A!土蜘蛛様!無事だったのか…!」
彪牙「…黄金石君、一旦おろして…」
土蜘蛛「追っ手は?」
オロチ「しばらくは追ってこないはずです…」
彪牙「…僕のトモダチ…出てこい、バカ力!妖怪メダル…セットオン!」
キュイイイイイ…
『バカ力!』(バカヂカラ)
彪牙「其処の…二人の、鎖を…千切って…くれ」
バカ力「了解した!」
ブチッ ガシャガシャッ
貴「…ふう、ありがとう…」
バタン!
「!!」
硫牙「ゼェ…ゼェ…追いついたぞ…」
彪牙「兄さん!」
貴「兄さん!?」
オロチ「下がっていろ、危ない」
硫牙「よくも…ここまで僕をコケにしてくれたな…」
ジャキッ
黒光りする銃口の向く先は___
*+*+*+*+*+*
急展開でスミマセン!
…ぇ、タイトル?あ、ごめん知らないや…OKGoogle、タイトルどこにある?←→←タイトル…?…我は知らぬ……あれではないのか?→ うめぇ!タイトルめっちゃうめぇ!((ムシャムシャ
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オシュアラヴァー - 番外編でページスペースとりすぎましたね。 (2015年10月27日 3時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ・フラン - マリア様って…じゃあれだね、その神様はあれだ、イエス様だな、多分。教会の神父様が怒りますよーw (2015年8月19日 12時) (レス) id: b4b5745ee8 (このIDを非表示/違反報告)
オシュア好き - ヒョウガ@厨二さん» 早苗さんネタやめなさい。 (2015年8月7日 0時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
ヒョウガ@厨二(プロフ) - オシュア好きさん» 常識に囚われたら負けなのですよ、この小説では『作者も無意識でやってました。スミマセン。』 (2015年8月6日 23時) (レス) id: 6866158e95 (このIDを非表示/違反報告)
オシュア好き - あの、私、いつから男口調に? (2015年8月6日 23時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
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