タイトル…?…我は知らぬ……あれではないのか?→ うめぇ!タイトルめっちゃうめぇ!((ムシャムシャ ページ45
おおもり山:どんこ池付近
ドガガッ!!
オロチ「ッ!?誰だ!……影!?」
影オロチ「……」
否…影オロチではない。
目の色が赤黒い。
いつもの、不思議な光を放つあの深紅の瞳ではなかった。
ドガッ!
彪牙「うわああ!?」
川姫「彪牙ッ!!」
ヒカリ「……」
オロチ「!!ヒカリ…お前まで!?」
ヒカリオロチの眼も、影オロチと同様 赤黒かった。
いつもヒカリオロチが放っている鬱陶しい程の光は微塵も感じられなかった。
影オロチ『…行カセハシナイ』
ヒカリ『此処デ仕留メル』
ドガガッ!!
川姫「大滝の術!!」
オロチ「彪牙ッ!どうした!?」
彪牙の頭から血が流れていた。
顔は青白く、脈も弱い。
川姫「オロチッ…!この二人は私がなんとかする…っ…から、彪牙を連れて、早く!」
オロチ「……ッ…」
自分を恨んだ。
人間の姿では、妖術で闘う事も出来ない。
ギリ、と唇を噛み、意識不明の状態にある彪牙を担ぎ走るオロチ。
影オロチとヒカリオロチは、オロチの背中を暫く見つめていた。
ヒカリオロチは一瞬、涙を流した様に見えた。
* * * * * * * * * *
ガチャッ
硫牙「やあ。夕食と言うにはまだ少し早いが、食事を持ってきたよ」
貴「ッ…テメェ!土蜘蛛に何しやがった!」
余裕綽々と言ったように笑みを浮かべる誘拐犯_硫牙に、Aは敵意を剥き出しにした。
硫牙「何って…少し煩かったから、ちょっと殴っただけだよ」
土蜘蛛は、当然といった顔をする硫牙に恐怖心を覚えた。
硫牙「じゃあ、食事は此処に置いておくからね。食器はそのままでいいよ」パタン
貴「_チッ!」
土蜘蛛「食事と言ったって…どう食べろと…」
貴「待ってろ…片方くらい、こんなの余裕…で…ッ!!」
ガシャッ、ガシャガシャ
土蜘蛛「やめろ、腕が傷付く…ッ…!」
貴「どうした、傷が痛むのか!?」
土蜘蛛「ッ…何でも、ない。それより…」
貴「何だ?」
土蜘蛛「髪紐をほどいてくれないか…首筋が寒い…」
貴「…分かった。ちょっと噛むぞ…」
ギリッ…
土蜘蛛「ッ…!はぁ…有難う、少し楽になった」
貴「そうか…」
一瞬、土蜘蛛の眼が黄金色に輝いた気がした。
何だって、タイトルが見つからない?…あ、ごめん…それ多分今晩のおかずにしちゃったかも…→←は?タイトル…?うーむ…何処かで見たような…まぁ無くても良いではないか!
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オシュアラヴァー - 番外編でページスペースとりすぎましたね。 (2015年10月27日 3時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ・フラン - マリア様って…じゃあれだね、その神様はあれだ、イエス様だな、多分。教会の神父様が怒りますよーw (2015年8月19日 12時) (レス) id: b4b5745ee8 (このIDを非表示/違反報告)
オシュア好き - ヒョウガ@厨二さん» 早苗さんネタやめなさい。 (2015年8月7日 0時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
ヒョウガ@厨二(プロフ) - オシュア好きさん» 常識に囚われたら負けなのですよ、この小説では『作者も無意識でやってました。スミマセン。』 (2015年8月6日 23時) (レス) id: 6866158e95 (このIDを非表示/違反報告)
オシュア好き - あの、私、いつから男口調に? (2015年8月6日 23時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
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