貴「やあやあどうも！オロチの婿だよ！」オロチ「違う！俺はこんなやつと結婚なんてしない！！」【第二段】

【番外編】※未成年の飲酒は法律で禁止されています ページ29

ピンポーン☆


ガチャッ


彪牙「……あれ、天宮君に黄金石君。どうしたの？」


貴「友達の家巡り！(笑)」


オロチ「………に、付き合わされてる」


彪牙「な、成る程…まあ、取り敢えず上がってよ、ジュースでも出すから」


パタパタ…


「あれ、彪牙、お友だち？」


オロチ「誰？」


彪牙「那奈生さん。ボクより八個年上。」


貴「俺、天宮Aです！こっちの女みたいなのがオ…黄金石大蛇です」


オロチ「ﾑｯ…宜しくお願いします」


那奈生「Aくんに大蛇くん？「女です」あ、ゴメンね。Aちゃんね。」


貴「呼び捨てで」オロチ「私も」


那奈生「じゃあ、Aと大蛇ね。待ってて、オレンジジュースでも入れてくるから」


パタパタ…


貴「…コーヒーの方が良かった(´・ω・`)」←


キッチンにて


那奈生「…ちょっと悪戯しちゃおうかしら」


トクトク…


那奈生「フフ…」


パタパタ…


那奈生「お待たせ〜」


オロチ「ありがとうございます」


那奈生「じゃ、ゆっくりしてってね〜」


ガチャッ


貴「ｺﾞｸｺﾞｸ…あ、これあんまり冷えてない」


彪牙「え、そう？」


オロチ「メチャクチャ冷たい様に感じるが」


貴「…え？」


数分後…


彪牙「ねぇ、これ、まさかとは思うけど」


オロチ「ああ…おそらく………」


貴「へへ〜………」


Aは酔っている。しかも泥酔。


オロチ「誰だよジュースに酒入れた奴！」


彪牙「えっと、これは…」


貴「ん〜……おろち〜………」


オロチ「は？どうし…」


chu


彪牙・オロチ「は………？」


おい。ちょっと待て。


何だよ今の音は。


目の前の理解し難い光景は。


彪牙「…水でも持ってくるよ」


パタン…


オロチ(彪牙ーーーー！！！！)


貴「お〜ろち〜…う〜……」


知らなかった…こいつ、酔うとキス魔になるんだ


とか言ってる場合じゃない！


オロチ「おい、A、降りてくれ」


貴「やぁら…オロチかぁいいからぁ…」


オロチ「いや、とにかく降りてくれ。重いか…」


ふと、唇に柔らかい物が触れた。


それがAの唇だと理解する前に、口に何か生暖かいのが入ってきた。


オロチ「！？……は………ちょ、やめ………」


貴「ん……」


唇が離れた、と思ったらAが倒れてきた。


オロチ「……寝てる…」


心地良さそうに眠るAを前に、オロチはあることを胸に誓った。


二度とこいつに酒を飲ませてはならない、と。


作者「駄作や」←

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