貴「やあやあどうも！オロチの婿だよ！」オロチ「違う！俺はこんなやつと結婚なんてしない！！」【第二段】

貴「ててて、転校生！？」 ページ24

キーンコーン……


先公「今日転校生来たから。入ってー」


貴「雑！」


ドカーン←


ケータ「ファ！？」


先公「ウェッホ、ゴホン！えー、彼が転校生の」


彪牙「浄羅河彪牙です。」


貴「え！？な…なんだって？」


彪牙「じょうらがわ ひゅうが！です」


フミ「画数多い〜」


彪牙「大阪から来ました。趣味は妖怪…じゃなくて、珍しい生き物を探すことです。皆僕を男と勘違いしますが、女です。」


「「えええええ！？」」


貴「同志よ！」ガシッ


彪牙「君もか！」ガシッ


オロチ「男同士……違う、女同士の友情……」


彪牙「君、女みたいな顔立ちだけど、男？」


オロチ「…………しょ……初対面で私の事を男と分かってくれたのは、お前が初めてだ…！！」


ふぶき「土蜘蛛でさえ最初は女だと思ってたしね」※ついてきてる


土蜘蛛「あの時は本当に驚いたぞ……」※ついてきてる


先公「浄羅河の席は黄金石の隣な」


オロチ「えっ」


ふぶき「オロチは人間でいる間、黄金石 大蛇(コガネイシ オロチ)と名乗っているのだ！」


土蜘蛛「誰に話しているんだ」


んで、放課後←


彪牙「なぁ、天宮君。今日君の家に遊びに行っても良いかい？」


貴「ん？別に良いけど……オロチもいるぞ？」


彪牙「え？なんで？」


オロチ「訳あり同居だ」


彪牙「……ふーん…」


んで、Aん家←


彪牙「な…ななななな！」


貴「ん？どうした？」


彪牙「……ひっろーーーーい！！！」


オロチ「ああ、私も初めて来たときは驚いた」


貴「普通じゃねえの？」


ふぶき「説明しよう！天宮Aは、実は天宮カンパニー(株)の社長の一人娘であり、そよ風ヒルズの一等地に自宅を持つ超セレブなのだ！」※ついてきてる


土蜘蛛「だから誰に言っている」※ついてきてる


貴「浄羅河、紅茶で良いか？」


彪牙「あ、うん」


貴「じゃあちょっとキッチン行ってくる。オロチは…」


オロチ「ココア」


貴「(なにそれかわいい)オッケー。」


パタパタ……


二人「…………………」


きまず・い【気まずい】
　相手と気持ちが打ち解けないで、
　嫌な気分であること。
【例】意見が分かれて気まずい。


オロチ「あ、あの……」


彪牙「な、なんだい？」


オロチ「家は？」


彪牙「……なんで？」


オロチ「いや…この後、絶対アイツお前の家に行きたいと言い出すから」


彪牙「……僕の家は………………………


…………………無いよ」


オロチ「………え…？」

何故王様ゲームが始まった？→←続きだっヨーン？

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