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162,*降り立った男* ページ18

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「…何をしている。




  木偶共が…。」








___男の、声がした。









ブワッと煙が晴れたと思えば、ウィリアム達の前に一人の男・アシュレイが立っていた。






 後ろのウィリアム達に、傷などなかった。









キング「なっ…!」




ディアンヌ「僕たちが最大魔力で撃ったんだよ…!?」









 キングらの疑問に、アシュレイは表情ひとつ変えずに、前に突き出していた太刀を下ろす。









アシュレイ「簡単なことだ。する、しない…



未来の出来事の有無を変えただけだ…。」









アシュレイの言葉に、メリオダス達は理解ができずにいた。









 疑問に答えたアシュレイは、視線を背後に移す。








アシュレイ「、ウィリアム…


任務優先、の筈だ。対象ではない人物を相手してどうする…。




しかも遅れを取るなどと…、言語道断だ。


阿呆めが。」







ウィリアム「も、申し訳、ありません…!」






 アシュレイの言葉に、身を固くしながらも答えるウィリアム。




恐れを抱いているのだろうか。






いや、無理もないだろう。





 アシュレイが放つ異様な威圧と気迫は、側にいるメリオダス達にもビリビリと、伝わっていた。









アシュレイ「まぁ、いい…




命欲の罪(フェニクス・シン)は。」








 フェニクス・シン。



その言葉に、メリオダス達は反応を示した。









ウィリアム「先に、城へ戻らせました…。


今、七つの大罪たちと関わらせるのはよろしくないと思い…。」







その言葉に、アシュレイはなるほど、と言い前を向いた。







アシュレイ「正しい判断だ。



今ここで壊れてもらっては困るからな。」









言い終えたアシュレイは、目の前の、メリオダスに視線を向けた。




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163,*格が、違いすぎる*→←161,*最大魔力の仕返し*



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紫芋(プロフ) - ナナさん» コメント有難うございます!そう言っていただけて本当に嬉しいです!あれ?涙が…… どうぞこれからも宜しくお願いします! (2017年12月31日 18時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 続編おめでとう!Part1から見てるけど面白さが尽きない!これからも頑張ってください! (2017年12月31日 14時) (レス) id: 55d3e49f96 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 早苗さん» ありがとうございます!最近学校行事で、色々と忙しくなってしまっていて… 亀更新ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします! (2016年11月9日 23時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)
早苗(プロフ) - おめでとうございます! 続き楽しみにしてます (2016年11月9日 1時) (レス) id: d2df675d35 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - ARISU☆さん» ありがとうございます!^^ 亀更新になるかもしれませんが、頑張ります! 期待してくださるなんて…! 凄く嬉しいです! (2016年10月3日 20時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫芋 | 作成日時:2016年8月20日 23時

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