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158,*これでもか* ページ14

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メリオダスの攻撃を受け止めたマティルダは、ニヤッと笑う。







ヒュッと風が吹き、オリヴィアが迫っていることに気が付いたメリオダスは、

すぐさま剣に力を入れてマティルダを押し返し、振り下ろされた扇子を防ぐ。





その瞬間、突風が迸り、余りの風にメリオダスは片目を瞑る。





やはり守護石が変化している為か、彼女の扇子は剣では切れない。



鋼鉄と同じように、火花を散らすだけだ。








オリヴィアが急に下がったと思えば、彼女の後ろから素早く出たウィリアムが、槍を突き出した。





オリヴィアの姿で迫っているのが見えなかったため、槍はメリオダスの肩を掠めた。






メリオダス「っ!」





槍が掠ったことで、服の肩部分か破け、少量だが血が飛び散った。









ウィリアム「流石七つの大罪団長だね。




僕達4人相手にまだ生きてるなんて!」









メリオダス「あんま嬉しくねー言葉だな。」





___ようはしぶてぇってことかよ









チッと心の中で吐き捨てるメリオダス。









ふと殺気を感じ、頭上を見上げるとエルメニが自分に向かって弓矢を構え、

自らの魔力で作り出した矢を放った。






受け止めればその隙を狙い、周りの奴が仕掛けてくる。



かと言って避けようにも、3人に包囲されていて避けようがない。









メリオダスはギリッと歯を食いしばり



剣に獄炎を纏わせる。









メリオダス「っうらぁあっ!!」







そして勢いに任せて体を回転させながら剣を振り払った。






纏っていた獄炎が燃え盛り、頭上から放たれたエルメニの矢も消し飛ばし、


四方から迫っていた4人を襲った。









しかし4人は、獄炎に飲まれる前に後方へと飛び、それぞれが屋根に着地した。









結構な魔力で攻撃したにも関わらず、当たる事すらしなかった獄炎。






メリオダスは舌打ちをする他なかった。








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159,*ありえない*→←157,*厳しい攻防*



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紫芋(プロフ) - ナナさん» コメント有難うございます!そう言っていただけて本当に嬉しいです!あれ?涙が…… どうぞこれからも宜しくお願いします! (2017年12月31日 18時) (レス) id: 19cb37bfcb (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 続編おめでとう!Part1から見てるけど面白さが尽きない!これからも頑張ってください! (2017年12月31日 14時) (レス) id: 55d3e49f96 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - 早苗さん» ありがとうございます!最近学校行事で、色々と忙しくなってしまっていて… 亀更新ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします! (2016年11月9日 23時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)
早苗(プロフ) - おめでとうございます! 続き楽しみにしてます (2016年11月9日 1時) (レス) id: d2df675d35 (このIDを非表示/違反報告)
紫芋(プロフ) - ARISU☆さん» ありがとうございます!^^ 亀更新になるかもしれませんが、頑張ります! 期待してくださるなんて…! 凄く嬉しいです! (2016年10月3日 20時) (レス) id: 262404c03e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫芋 | 作成日時:2016年8月20日 23時

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